お世話になった鹿落旅館を後にしたのが朝9時ごろ、渋滞などがあって遅れては一大事と早めの出発だったが、会場の名取市文化会館まではなんなくスムーズに進行、早く着きすぎてしまった。でも本番までのテンションのあげ具合がちょうどなだらかになってかえって幸いしたかも。
直前の割り当てリハから舞台袖待機へ。みんな少し緊張しているように見えるが、今回の曲はそれもある程度必要なこと、無理にリラックスさせるよりはと、そのままステージへ。いざ出てみると、午前中の大学の部ではいつものことだが、ほとんど聴衆がいない。肩の力がうまいことスッとぬけてこれもいい具合。
本番では練習の時には聴けなかった良い響きが出たところもあったが、逆に練習ではうまくいっていたところが少しハマりきれなかった個所も。しかし、総じて好演といって良い演奏。
午後はのんびり気分で一般の部を拝聴、東北地区大会レベルになるとどのグループも良い声だねー。しばし聴きほれるものの、真剣勝負の連続なので肩がはってきて、疲れも出てきたのか少し偏頭痛気味。
そうこうするうちに全ての団体の演奏が終了して、閉会式のセレモニーの後いよいよ結果発表。今年から金賞イコール全国大会出場権。演奏順に発表されるので弘大は大学の部Aグループの最後。つまり金賞のコールがそれまでにされなければ確定。前4団体が銅・銀・銀・銅ときたので自分たちの名前が呼ばれる前にもうすでに女の子たちは号泣しはじめるは、男子は妙な唸り声を発するはで大騒ぎ。周囲から白い目で見られる顰蹙団体と化したのでありました。
それは、この2週間、例年にない集中力で過酷な練習を乗りきった彼らのがんばりが報われた瞬間ではありましたが、発表された順位表を見れば弘混にほんの少しツキがあっただけ、手放しで喜んでばかりはいられません。競合した4大学のみなさんの無念を思うとき、それを背負って東北代表の重い責任を果たさなければならない立場になってしまったのでした。
帰途の車中、大盛り上がりになってもいいはずなのに妙に静かだったのは、そのへんのことがあったためか、疲れがどっと出たのか、あるいは「く、熊本は・・・・と、遠いよなー、しかし」の思いが改めて彼らにひしひしとのしかかったのでしょうか・・・・・



