2012年07月16日

東高校定演で“野郎会”

本番流汗記だけど演奏拝聴記でもある。
青森東高校音楽部の第28回定期演奏会に、賛助ステージとして青森市の男声合唱団“野郎会”が出演、清水脩作品をご披露いたしました。

開演は午後6時半、出番は後半だったので、東高の1、2ステを客席で拝聴。時折雨足が強くなるあいにくの天候(災害警報が出て出演予定だった2名の危機管理担当市職員に招集がかかり本番を断念するアクシデントもあった)のなかだったが、聴衆は心配したほど少なくなかった。いや、ありがたいことです。
第1ステージは、パレストリーナの「Ego sum panis vivus」(全日本コンクール課題曲)とヴェルディの「Ave Maria」。タイム割を見ると午前中から開場直前までけっこうビッシリ練習するスケジュール、がんばって歌ってはいたけど多少声に疲れが見えた。透明感のある美しい声だったが、その分インパクトが削がれた感がありました。
第2ステージは、ドブロゴス「INOCHI」、今年度のNHKコンクール課題曲の千原英喜「もう一度」(二つとも詩は星野富弘)、信長貴富「それじゃ」。人の存在意義と絆を確かめ合うコンセプトの3曲で、これはなかなか説得力のある演奏だった。昨年もそうだった記憶があるが、男子が少ない合唱団なのでバランスをとるのに指揮の工藤先生もずいぶん苦労されたに違いない。でもそのへんがうまく成功した部分はとても魅力的なサウンドになっていたから、あとは部員たちがアイデアを出し合って安定感を増していくことだと思います。各コンクールまであとほぼ1ヶ月。がんばりどころですね。

そして“野郎会”のステージは清水脩の傑作男声合唱曲から、「月光とピエロ」より「月夜」と「秋のピエロ」、「智恵子抄巻末のうた六首」。何十年も前の作品ですがちっとも古びていない。むしろこれらの曲をやったことで指揮者として新しい発見もあり、改めてその音楽の不変の強靭さを感じました。良い曲はやっぱり良い!年代的に中堅どころのメンバーが、忙しい仕事の間を縫って中心になってくれたこともうれしかったなー。こうやって受け継がれていくのだな、としみじみ感じながらの本番は感無量でした。
頼むぞ、みんな。俺の屍をこえてゆけ〜!!・・・・・まだ死んでねぇけどね。
東高校男声メンバーも一緒に歌ってくれたけど、先輩方の間にはさまって歌ったことでなにかとても大事なことを発見してくれたとしたら《私がかつてそうだったように》、さらに思い残すことはありません。

・・・・・・だからまだ死なねぇって!
posted by りょうじー at 23:30| 青森 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 本番流汗記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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