2008年07月05日

青森西高定演2008

昨夜は青森西高校合唱部の第28回の定期演奏会。時間はコール・ステラの練習とかぶってしまったのですが、なんとかやりくりして、後半のLove song(ポップス系)ステージと松下耕、加藤学作品のステージを拝聴しました。
西高合唱部は青森の合唱界では名門校。コンクールでも優秀な成績を残していますが、このところ全国大会までは届いていない。東北支部、ことに高校の部を抜けるのは至難ですからなー。だけど、どこもみんな同じ高校生、可能性は常にある。西高だけじゃなく青森県高校生合唱部諸君、がんばってくれ!

伝統の清らかで繊細な声は健在でした。これも受け継がれていることだと思いますが、その声をきれいに歌にのせるのがなかなか上手い。ときどき、ハッと引き込まれる瞬間があります。歌う姿勢もきりりとしていて好ましい。若い合唱人によく見られる、これみよがしの表情や余計なしぐさで一生懸命さをアピールするところが全然ないのが好いですねー。でもちゃんと心をこめて歌っている様子は十分に伝わってくる。これはすばらしいことだと思います。
ただ、ポップス系の曲などを歌うときには、もっと肩の力をぬいて楽しい表情で歌ってもよかったな。わざわざ妙な演出をすることはないけど、彼女たちが笑顔で歌ってくれるだけで、聴くほうはその何倍も心楽しくなれるものだから。
邦人作曲家のものについてもそのあたりに通ずるところがあります。上手に歌ってはいるし、表現しようとする心の熱さもわからないわけじゃない。だけど、それが音楽の色合いの変化となって客席まで届かない部分が多かった気がします。
いまの姿勢は変えずにやってほしい。だけどもっと外向きになってもらいたいな。音楽に、音そのものにさらに命を吹き込み、それをケレンなく歌いあらわしていくことを鍛錬していけば、もっともっとスケールの大きな、存在感のある合唱になっていくにちがいありません。
posted by りょうじー at 13:07| 青森 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏拝聴記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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