2013年11月29日

悪の法則《映画》

原題は“The Counselor”(弁護士)。観る前は邦題も「カウンセラー」でも良いんじゃないのかな?と思ったけど、観てみれば納得のタイトルだったな、「悪の法則」。
ひとりの有能な弁護士が収入に満足せず、仕事で知り合った裏社会の連中と組んでひと儲け企むが、手違いが生じて逆にその組織から執拗に狙われる、という話。監督もリドリー・スコット、予告でも『究極の“悪”は誰?』みたいなキャッチコピーだったからミステリー・サスペンスかと思うけど、実はそんな単純なものじゃなかった。もちろん分類としてはサスペンスなんだが、そのカテゴリーを軸に据えた寓意的で象徴的な作品。リドリー・スコットのひとつの実験映画といっても良いかもしれない。主人公の弁護士(マイケル・ファスベンダー)は最後まで名前が分からない。ただ「カウンセラー」と呼ばれるだけという設定からもそれがうかがえる。
キャメロン・ディアス、ペネロペ・クルス、ブラッド・ピット、ハビエル・バルデムという、オールスター的な配役から派手なエンターテインメントを期待すると、大幅に肩透かしを食らいます。一応の手続きは踏んではいるが、ほとんどのエピソードが唐突にはじまり唐突に終わる。象徴的なものをより強調するために次々と人が死んでいく。ストーリーの一貫性を故意にずらして「歪み」をメインに話は進む。久しぶりにカタルシスの無い映画を観ました。まぁ、人間の業(ごう)について深い考察をしてる映画なんでしょうが、こういう後味の悪さはやっぱり好きじゃないな。

★★☆☆☆ 全くといって良いほど救いがないのはどうも・・・・・
posted by りょうじー at 22:25| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 完全個人的映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月27日

青森第九の会2013

第31回 青森第九の会演奏会

 2013年12月8日(日)午後2時開演(午後1時開場)
 リンクステーションホール青森(青森市文化会館)
 
  指揮=田中一嘉
  ソプラノ=三上千加枝
  アルト=吉田信子
  テノール=葛西健治
  バリトン=三戸大久
  合唱指揮=長谷川淳
  管弦楽=青森市民交響楽団
  合唱=青森第九の会合唱団
 
 一般1,500円(当日1,800円) 学生(大学生まで)500円(当日700円)
posted by りょうじー at 21:50| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月24日

弘前市合唱祭でした

ほんとうは全日本合唱コンクール全国大会に出場して千葉にいるので合唱祭には出られない予定だった(数ヶ月前は確かに予定はしていた・・・泣)が、そっちはキャンセルして(キャンセルになってしまった・・・涙)今日は第67回弘前市合唱祭でした。
ネットで全国大会の審査結果見ましたが・・・・・うーむ、そうでしたか。よし!来年またがんばろう!!

弘前市合唱祭は例年市民会館大ホールでやってるんだけど、今回は市民会館が大改修中で小さめの文化センターホールが会場。超満員というわけにはいかなかったがまずまずの入り、どの団体もはりきって演奏していらっしゃいました。むしろキャパが小さい分会場の温度は少し上がっていた気もします。
わが弘前メンネルコールは組曲「青い照明(清水脩)」の中から3曲。7月のJAMCA信州で全曲ステージに上げているので余裕を持って歌えるはず、と思っていたけど、こういう時ってやっぱり少し油断というか不用意に歌い流す部分がどうしても出てしまう。練習でそこらあたりをきちんと適切にケアするのも指揮者の仕事だけど時間的にあまりかけられないということがある。今日もなんとかやれたと思いますが、これもまた勉強ではありますな。
来年は市民会館に戻ると思うけど、改装成ったステージで演奏するのが楽しみです。

弘前市合唱祭-002.jpg

posted by りょうじー at 22:39| 青森 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本番流汗記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月17日

弘前市合唱祭2013

第67回 弘前市合唱祭

 2013年11月24日(日) 午後1時〜

 弘前文化センターホール

 300円(中学生以下無料)

 合同合唱 「大地讃頌」

詳しいことはよく分かっていませんが(スミマセン)、弘前メンネルコールを指揮いたします。演奏曲は「青い照明(清水脩)」より3曲。
posted by りょうじー at 21:36| 青森 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月16日

清洲会議《映画》

三谷幸喜監督の第6作。
本能寺の変で信長が討たれ、その首謀者の明智光秀も三日天下に終わったのち、織田家の跡目を巡って重臣が清洲城に参集して虚々実々の駆け引きをする。こういう後継者争いは戦(いくさ)をして決着がついていた戦国時代、幹部の協議でそれを決めた日本史上初めてのできごと、そこには複雑な人間ドラマがあったはず、という三谷の着眼点は鋭いと思う。個人的にはこれまで観た三谷作品の中ではトップです。おもしろかった!
もしこれが某テレビ局の大河ドラマだったら、「こんな重要な歴史の転換点をおちょくるな」的な抗議の電話・メール・FAXが殺到するに違いない。確かに三谷らしいおふざけ(ほとんど悪ふざけ)が満載だからねー。しかし、清洲会議を境に秀吉の天下掌握が加速していくという歴史の流れについてはいささかも揺るがないわけで、コメディーとして割り切った描き方がむしろ潔いのです。三谷幸喜という人の並々ならぬ才能をあますところなく観せてくれた1本だと思います。
出演者がすごい。大泉洋(羽柴秀吉)、役所広司(柴田勝家)、小日向文世(丹羽長秀)、佐藤浩市(池田恒興)の4人の中心人物の配役もみごとだが、それを取り巻くでんでん、鈴木京香、浅野忠信などの布陣もすばらしい。抜擢された若手としては剛力彩芽が眉毛なしお歯黒というメイクでがんばっていた(演技はそう上手いわけじゃないけど)。さらには西田敏行、松山ケンイチ、天海祐希らがほんとのチョイ役で顔を見せる。なんとも贅沢じゃござんせんか?
美術、衣裳、メイクもなかなかのセンス。音楽(荻野清子)もきれいにはまっていて秀逸だった。

★★★★★ このあたりの歴史をざっとでも予習して観るべし
posted by りょうじー at 22:23| 青森 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 完全個人的映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月07日

校内合唱コンクール審査

弘前M中学校の校内合唱コンクールの審査の依頼を受け行ってまいりました。
学校の体育館とかじゃなくて、文化センターホールを借り切ってのコンクール、力が入ってますなー。学校がある地域とはけっこう距離があるので貸切バスで全校生徒が移動してくる。すばらしい!生徒全員がちゃんとしたホールのステージを踏むのだから、これはとてもいい経験になるでしょう。1年4クラス、2年・3年が3クラスづつ計10クラス。学年ごとに課題曲があって自由曲とともに歌い、金・銀・銅賞も学年ごとに与えられる。なかなか本格的です。審査員は3人、多少評価が割れた部分もありました。例えばあるクラスは声はよく出てるけど地声で歌が粗い、もう一方のクラスは歌としてのとらえ方は優れているが声がまえに出てない・・・・みたいなところで、視点が違えば順位はまるっきり逆転してしまうからなー。私自身は欠点よりもこのクラスのここが良い、といういわば加点評価でやってますがね。全体的にはみんな真剣に合唱に取り組む姿勢が好ましかった。ガチの勝負みたいな空気も濃く、成績発表でも全く素直に喜んだりがっかりしたり。とても良い雰囲気の校内コンクールだったな。
指揮者賞というのもあってそれも学年ごとに選出。3年生の男子でやたら大げさにカッコつけて指揮する子がいて、審査員のなかで話題になりました。ありゃ、やり過ぎじゃないの?という声もあったけど、指揮は単なるメトロノーム代わりではなくパフォーマンスでなければならないと彼は思い定めて、大きく一歩踏み出している(それは多分中学生では勇気がいるに違いないが)という意味で評価されるべきということで、指揮者賞を獲得しました。まだまだ誰かの物真似をしているだけだけど、もし興味が薄れなければこれからその道を目指してもいいかも知れないよ。
これまでもいくつか校内コンクールの審査をさせていただきましたが、たいていの指揮者役はチックタックに終始するんだけど、ごくたまにですが明らかに指揮のセンスが良い子がいます。ちょっと見同じように見えるんだけどはねあげ方やしゃくいのカーブとかがとてもきれいだったりする。そういう子って多分天賦の才能があるんですよ。ぜひ自分の才能に気づいて進路を考えて欲しいな。。
posted by りょうじー at 22:41| 青森 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏拝聴記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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