2013年04月27日

この空の花-長岡花火物語《映画》

青森県立美術館シアターで、映画「この空の花 -長岡花火物語」+大林宣彦監督×原作・長谷川孝治トークショーがあるということで行ってまいりました。
映画は意外に長尺で160分。上映終了後にトークショーが約1時間。
トークショーで監督も言ってたけど、劇映画にもドキュメンタリーにも属さない、いわばエッセイのような映画にしたかったらしい。
太平洋戦争時の長岡空襲から平和といわれる現在に日本人が生きる意味。中越大地震から東日本大震災へとつながる自然からの試練にどう向き合うべきなのか。市場経済第一の日本社会がほんとうに人の幸せにつながるのか・・・・・・有名な長岡の花火を中心にして、男と女、老人と若者、社会と家族がリンクしていく。時にファンタジーも交え時間軸を交錯させて描いた、いってみれば大胆な意欲作だった。
大林監督の人脈で集まったと思われる俳優さんたち(ほとんど顔見せカメオ出演)の数もすごい。この美術館の舞台芸術総監督を務める長谷川孝治の脚本の視点の鋭さも見るべきものがあったと思う。
だけど、あまりに言いたいことがいっぱいあり過ぎて、みんな大事なことには違いないんだけど、散漫な印象はぬぐえなかったなー。縦糸・横糸がもう少しきちっと目を詰まらせて丹念に織り込まれていたなら、もっとインパクトは強くなったに違いない。

トークショーは地元放送局の橋本康成が聞き手となって、大林・長谷川両氏が映画について語る設定だったけど、大林監督が長広舌で時間がいっぱいになっちゃった。もっと長谷川さんの話が聞きたかったな。
この映画の主役はネームバリューで松雪泰子と高嶋政宏ということになっているけど、真の主役は一輪車に乗る謎の少女を演じた猪股南。長谷川孝治が製作した演劇「津軽」で抜擢した弘前出身の美少女です。(実は彼女は弘前大学生なのだ)もしかしたら来てるんじゃないかな、と期待してたんだけど、やっぱり会場におられて壇上に招かれちょっと挨拶してくれた。
か、可愛かった・・・・・・

★★★☆☆ 言いたいことは良く分かるんだが・・・・・・
posted by りょうじー at 22:29| 青森 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 完全個人的映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月23日

「青森のモダンデザインを創った男」展

青森県立美術館のコミュニティーギャラリーで開催中の「青森のモダンデザインを創った男」展 〜望月好夫を知ってますか〜 へ。
知ってます!望月好夫さん。
若い頃、県の工業試験場(今は産業技術センターに名称が変ったらしい)を訪問したことがあって、その時にお会いして少しお話をうかがったことがあります。その鋭い感性とエネルギーは忘れません。
ブナコ・こぎん差し・津軽塗・・・弘前の工芸が今アートとして世界から注目されているのは彼の力によるところが大きい。こっちの人じゃありません。お会いしたときはシャキっとした東京弁で江戸っ子なんだろうな、とずっと思っていたんだけど、静岡のご出身だったんですね。
芸大を出られていて、展示されていたスケッチ群を拝見しても並々ならぬデッサン力。漆器などの作品もアイデアとセンスがあふれ出てみごとなものでした。
津軽民族って、望月さんのような他所からきた方から刺激を受けると、ぐんと伸びるところがあるような気がするなー。

望月好夫展.jpg


posted by りょうじー at 21:03| 青森 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月20日

つけ麺File.027

つけ麺 《にぼShin.》


つけ麺027(Shin).jpg


ひさしぶりのつけ麺だったな。美味かった。
モッチモチの極太麺、つけだれは濃厚魚介系だがそんなに癖があるわけじゃなく食べやすい。チャーシューがゴロっとしていてメンマもたっぷり。「あつもり」もあってそれをたのんでいる人も多かった。
弘前市高田。吉野家の一本裏手の通り。


posted by りょうじー at 22:08| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 美味特記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月14日

弘前ブルンネンコール演奏会

弘前ブルンネンコールの演奏会に行ってきました。
弘前市でもっとも歴史の長い女声合唱団じゃないかな。いつもご案内いただくのですが、あいにく予定が重なることが多くしばらく拝聴できず失礼ばかりでしたが、今日はオフだったのでうかがうことができてよかった。

開幕の第1ステージはBlochの小ミサ曲から。アカペラから入るのはちょっとつらかったかな、という気もしましたが、さすがに指揮者の辻村成子先生はそのへんを心得ておられて、無理をさせずハーモニーを中心に据えることですっきりとまとまりました。
第2ステージは、組曲「今日もひとつ」(星野富弘・詩 なかにしあかね・曲)。実は今私も青森市の女声合唱団で、その姉妹作品ともいえる「悲しみの意味」にとりかかったところ。いろいろと参考にさせていただきました。
休憩をはさみ第3ステージ。「ゴールド卍賞」受賞記念で、「青い山脈」「津軽のふるさと」など弘前にまつわる曲を集めて。うーん、これは上手い。歌に味があります。いくら声が良くてもピタリ合っていても、味気のない合唱はやはりつまらない。「歌う」とはどういうことか、のお手本ですねー。
第4ステージは名曲「水のいのち」。辻村先生は奇をてらうことなく、コントロールを常に効かせて正確な表現をめざしておられたと思います。それは全く賛成です。高田作品は、その積み重ねから本質がおのずから現れてくるのを辛抱強く待つしかない。良い演奏だったと思います。

ひとつ気にかかるのは、誠に失礼ながら、メンバーの平均年齢が少々高めなこと。もちろんみなさんまだまだバリバリで声にも十分はりがあるけれど、ここに30〜40歳代くらいのパワーがもっと加わったなら、さらに表現の巾が広がり、もっと説得力のある合唱になるんじゃないかなー。こういう伝統ある合唱団にスッと入るのは確かに勇気がいりますからねー。でもチャンスを捉えて新団員獲得を積極的に画策していただきたいと思います。
posted by りょうじー at 22:36| 青森 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏拝聴記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月13日

あれから三ヶ月

弘前大学混声合唱団第50回記念定期演奏会のDVDを一週間ほど前にいただきました。
さっそく観ました。あれからちょうど三ヶ月、もはや懐かしい。
いろいろな事情で定期的にOB・OGが参集することがなかっただけに、40周年以来のイベントであちらこちらで再会の喜びと楽しさがはじけ、合同ステージの「くちびるに歌を」もその皆さんの思いにピッタリと合致して熱い演奏になった。あの場のなんともいえない空気感はさすがに録画されてはいないけど、それを思い返すのには十分。自分が現役で歌っていた頃は、記録媒体はリールのテープしか無かった(カセットテープも無かった時代)ことを思えば、ありがたいことですなー。
取り巻く環境があまりにも違うから私から見れば、今の若い人たちはいわゆる『新人類』。もどかしく思うこともあるけど、それをグチってもどうにもなることじゃない。50年の年月の中でそれはなるべくして変化してきたものですからねー。50回記念定演でも、私の先輩方から卒団して間もない若いOBたちまで歴史がおのずから見えて、その部分でも楽しかったけれど、そんな広い年代差が事実あるにもかかわらず、あの合同ステージで鳴ったのはいわば《弘混サウンド》というべきものだったと思う。どこがどうとはいえないけど他の合唱にはない独特の響きだった。もちろんどの合唱団にも多分そういうことはあるわけだけど、ある意味原点を弘混に持つ我々にとってあの響きの中に身を置くことの幸せはまた格別なものがあるんだな、と改めて思いました。

あの夜の打ち上げで「また、やろうよ!」とすごくたくさんの方と声を掛け合いました。
これまでの経緯から見てそれはなかなか難しい。でもみなさんそこをなんとなく感じ取った上でのことだったようにも思えます。「あの《弘混サウンド》の中に再び」の思いがなるべく冷めないうちになにかできるといいんだけどなー。
理想的には弘混の何周年とかにOB・OGが参加するというのではなく(もちろん節目にはそれがあっていいけど)、そんなに大きくなくて良いけど弘混OB・OG合唱団のコンサートがあればいいと思う。そのときには現役弘混がゲストでね。
posted by りょうじー at 11:10| 青森 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月08日

シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜《映画》

久しぶりのフランス・コメディー。ストーリー的には日本のTVドラマにも似たパターンはいっぱいあるけど、タイトルにもあるように舞台がパリの三ツ星レストランだから、なんとなく「本場モン」という感じがしたな。(和食の料亭でも同じ設定でやればこっちが本場もんだけどね)
三ツ星シェフ・アレクサンドル(ジャン・レノ)は伝統的なフレンチにこだわりながらも、新しいアイデアを盛り込んでパリでも大人気。だがここのところそのアイデアがうまく出ない。オーナーからは春の新メニューで星を落とすことになればクビを言い渡されている。そこへ現れるのが、天才的な舌と腕、料理のセンスを持ちながら、頑固な性格でいっこうに芽の出ない若い料理人ジャッキー(ミカエル・ユーン)。二人は果たして難局を乗り越えられるか・・・・・・
ね、ありがちな話でしょ?
だけど、やはり主役二人の存在感はさすがだし、脇を固める役者さんたちも味がある人ばかり。小粋にまとまった素敵な映画だったな。見た目も美しいフランス料理の数々も美味そうだった。冒頭のタイトルバックのアニメーションもお洒落でとても好みでした。
「愛と美味しい料理があれば、人生は三ツ星★★★」
キャッチコピーもなかなか秀逸だと思います。
まずまず予想通りの展開で観ていて安心できる映画だけど、もうちょっとツイストがあっても良かったかな?
もっとも「竹田のこもり唄」がフランス映画の中で流れてきたのにはビックリだったけど。

★★★★☆ 余りにおふざけが過ぎたところも
posted by りょうじー at 23:07| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 完全個人的映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月03日

青森『メサイア』-3

●合唱
今回使用したのはベーレンライター版。俗に言う青版ですな。ヴォーカルスコアは合唱部分がほぼ二段組なのでゆとりがあって見易いのですが、その分ページ数が多い。350ページあって、厚さが2センチ、重さが850グラムを超える。長時間それを持って歌うのは辛いよねー。完全暗譜にすれば問題ないわけだけど、いかんせんはじめてのメサイア、ヘンデルが自由闊達に書いた分覚えにくいんだなー。
前回のベートーヴェン荘厳ミサが終わってから約1年11ヶ月、メンバーもずいぶんがんばったけど楽譜から完全に目を離すところまではいかなかった。でも、最後の1ヶ月の追い込みでみなさんだいぶ勉強されてきたようで、本番はまずまずイメージどおりの合唱が実現していたように思います。技術的にまだまだ磨かなければならないところは多分にあるけれど、集中力がとぎれない中味が詰まった合唱にはなっていたように思う。

●管弦楽
オーケストラはその時の演目だけのためにだけ集まる特別編成。今回のネーミングは“コレギウム・ムジクム・アオモリ”(前回はミサ・ソレムニス管弦楽団だった)。次回また違う名前に変るかも知れませんが。でもほとんどの方がいつも一緒にやってくださる方なので、そんなに寄せ集め感がないのはありがたいですねー。
困ったのは今冬の津軽地方の豪雪。それも不運にも予定した合奏練習日の週末が全て大雪もしくは暴風雪。弘前方面から駆けつけてくださる方も少なくないので、なかなか顔ぶれが揃うのが難しかった。公共交通機関がマヒ状態だから車で、といっても、それは大げさでなくこっちの冬道は命がけですからねー。
しかし、ゲネプロから当日リハにかけての気迫はすごく、ハードでタイトな練習にも文句ひとつ言わないで信頼に応えていただきました。本番は最高のパフォーマンスだったと思う。管弦打みなさまそれぞれ素晴らしくて感激でしたが、ことに1番トランペットの美しい音色は多くの聴衆の心を捉えたに違いありません。宮脇さん、ブラヴォー!

●独唱
メサイアのソロは重要です。しかもとても難しい。成功の可否を左右します。
今回はアルトとテノールに若い方を起用し、ソプラノとバスには今まで何回も共演させていただいたベテランお二方に脇をしっかり固めていただく布陣でしたが、これがとてもうまくいった。お四方それぞれ、これ以上ないと思うくらい素晴らしい歌唱でした。大成功でしたなー。
テノールの村元さんは声量豊かで輝きのあるアリアを聴かせてくれました。ちょっとテノールアリアの省略が今回多かったので出番が少なめで申し訳なかったけど、この埋め合わせは必ず。地元青森市出身なので息長く応援したいですね。
アルトは絶対カウンタテナーでやりたい、と思っていたので、今回村松さんにお願いできたのは幸運でした。しかも、美しい声の持ち主のうえにしっかりした勉強をされておられる。スコラーズの中でも一躍人気者になりましたが、聴衆にもかなりのインパクトを与えたのではないでしょうか。彼もこれからできるだけ推していきたいと思っています。

●対訳字幕
以前バリトンの白岩先生のリサイタルを拝聴したしたとき、バックに対訳が映し出されていてとても良かったのです。パンフレットの対訳を目で追いながら声楽を鑑賞するのはけっこうわずらわしいものですからねー。
リンクステーションホールステージの後ろ側反響板は白で凹凸もあまりない作り。プロジェクタで投影できるんじゃないか、と考えて提案しやってみました。なにしろはじめての試み、試行錯誤で多少の不安もありましたが、概ね評判も悪くなかったので少し改良して次回公演でもやってみようかな、と思っています。

昨年10月に北見で、6ヶ月足らずで再び青森でメサイアを指揮できるなんて私はつくづく果報者です。どちらも幸せで楽しい時間でしたが、もしかしたらメサイアの魔力のようなものに憑かれちゃったかも知れないぞ。
「ああ、もう一回やりたい」って今すごく思っているから。
posted by りょうじー at 13:56| 青森 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 本番流汗記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月02日

青森『メサイア』-2

開演14時だったが、3分押しで客電が落ちチューニングも終わって、ソリストたちとともにステージへ。
中央に向かって歩を進める間に目を疑った・・・・・・・・・・・・
なんと、指揮台の上にリハで使っていた指揮者用の椅子がかたづけられずにデンと残っていたのだ。想像もしていなかった光景に軽いパニックが襲ってくる。もう万雷の拍手をいただいている。どうするのが最善なんだ!上の空でとりあえずお辞儀。もう仕方がないので、指揮者自らがヨッコラセとその椅子を脇に・・・・・
コンマスと握手するのも忘れちゃったよ。
お馴染みの聴衆の中には、開演前「あー、あいつも椅子を使わないと振れないようになったか。歳だねー・・・」と思った人もいたかもしれないなー。
実は青森ベートーヴェンスコラーズにはステマネがいないのです。メンバーで慣れた人がステージ設営その他コンサートのための業務をいろいろこなし、本番は全員が出演者でステージに上がってしまう。これまでそれでなんとかやってきた。もちろん私も一応袖待機のときは私なりにチェックをしていたのですが・・・・やっぱり時間に追われていたのでモニターに目をやっているのに全然気がつかなかった。誰かが気がついても良さそうなもの、と誰もが思っているところでこういうアクシデントが起こる、ということなんだよなー。次回は役割分担やチェックリストを整備しないといかんね。

そんなハプニングをひきずって演奏するわけにはいきません。おかげで演奏する前なのに出た汗がはんぱないけど、そのことは一瞬のうちに忘れた。序曲の第一音がバァーンと鳴ってからはひたすらメサイアの中に入り込むができた。管弦楽・合唱・独唱それぞれ方たちがこの一瞬に全てを注ぎ込んだ演奏だったと思います。私の力不足で技術的には大して引き上げてさしあげることができなかった。でも、青森の地で久々に鳴ったメサイア。前にも述べたようにこの1回ではいかんともしがたいけれど、ここから再び始まっていく昂揚感があったと思います。これも目に見える見えないにかかわらず支えていただいた多くの皆様のおかげです。ほんとうにありがたく改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

ハプニング二つ目は終演後でした。というかそれは仕組まれたサプライズだったんだけどね。
これまでそういうことは無かったのに、来ていただいたお知り合いにロビーでの挨拶が済んだら全員ステージに戻るように指示が出されていた。妙だなー、とは思っていたんだが。
運良く顔を合わせることのできた何人かの方にはご挨拶できたけど、うまく会えなかった人には失礼しちゃったなー、と思いながらいたところに、ステージに来るように呼ばれた。
もう一度指揮台に上がるように促されてとまどっていると、チェンバロのNAOMI姫が音頭をとってなんと演奏者全員が♪ハッピーバースデー〜・・・・。
そうでした。64歳の誕生日だったんですよ。
ソプラノのMIKAPONが花束を渡してくれた。ありがとう!!幸せモンだよわたしゃー。

さらに打ち上げでもサプライズ。宴たけなわのあたりで今度は特大のバースデーケーキが壇上に。おめでとうと書かれたチョコレートが嬉しい。演奏会とその打ち上げなのに個人的なことで気を遣わせてしまって申し訳ない。でも正直良い気持ちでした。
そのケーキは切り分けられ、あっという間にみんなの(特に女性方の)胃袋に収まったのでありました。あんなに美味しい料理を食ったあとなのに・・・・・・・

birthdaycake.jpg


posted by りょうじー at 11:46| 青森 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 本番流汗記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月01日

青森『メサイア』-1

青森ベートーヴェンスコラーズ第8回公演、ヘンデル:オラトリオ「メサイア」無事終了しました。
先月初旬から中旬にかけてはまだ冬の真っ最中、このところの異常気象では31日といっても突然猛吹雪の日になることもあるのじゃないか、と本気で心配しましたよ。だけど、晴天とまでは行かなかったけどまずまず穏やかな日になって良かった。

前日はゲネプロ。今回は対訳をステージバックに映す計画。初の試みだったので舞台のテクニカルのスタッフと一緒に試行錯誤しながらでした。スイッチャーも全然分からない人には頼めない。この人なら、という人は全部出演者。以前のメンバーで若いけど合唱経験も豊富なサチエさんにお願いすることになりました。楽譜をしっかり見てきてくれてやる気満々。いけそうだね、とデータ作りをしてくれたテナーのSHIDAさんと胸をなでおろしたものの、前日のゲネプロは文字通りの「通し稽古」をやってシミュレーションしない訳にはいきません。演奏者にとってもとにかく本番どおりのひと通しは、合唱団の起立・着席のタイミングなど音楽以外のこともきっちり頭に入れておくためにも必要ですからな。でも「メサイア」はひと通しでも2時間は超えてしまいます。休憩やどうしても前日に確認をとるためのロスは発生するので、18時からのゲネプロでしたがほとんど21時近くになってしまった。
ゲネプロ終了後は、アルトソロを歌ってくださるカウンタテナーの村松さん、バスソロの油川さんと一緒に近くのお寿司屋さんで会食。活きのいいネタの鮨をいただきながら楽しくいろいろな話をさせていただきましたが、家へ帰り着いたのは23時。それからなんやかんやと翌日の支度やらチェックやらをして就寝は夜中の1時を回ってしまいました。

疲れているからすぐに眠りにはついたけど、本番当日ってなぜか目を覚ますのが早いんだな。9時半がステージリハーサルの音出しだから寝坊するわけにはいかない。うっかり二度寝しちゃったら大変だから起きちゃったけどね。
9時少し前に会場到着。メンバーもちゃんと時間通り集まってくれてきっかり9時半には「おはようございまーす!」とリハーサルを開始することができました。滑り出しは順調だったんだがなー。
自分自身のためにも本番開始までは2時間の休み時間が欲しいところ、12時にはリハーサルを終えたかった。
しかし、そうは問屋が卸さない。やはり気になるところ、我慢できないところは随所に出てくる。ソロの先生方にも申し訳ないし、時々休みのある合唱と違ってバッソコンティヌオやヴァイオリンの方たちは休む間もなく弾き続けなきゃいけないので大変なのは分かっているけど、ここであきらめたらマイナスはあまりに大きいだろう。ということで、リハーサルが全て終わったのは予定をはるかにオーバーのなんと13時近くになってしまった。
昼食をとり着替えをしてとなると、その時点でほとんど余裕がありません。もう疲れがどうのこうのと言っている場合じゃない。私自身もなにもかも大急ぎで支度をしたけどやはり焦りはでてくる。そのゆとりの無さがあることを見逃してしまった。普通なら誰かが気づくはずのことなのに、それは・・・・・・・・
(続く)

messiah-rihersal.jpg

当日ステージリハーサル:第2部冒頭のアルトソロ
posted by りょうじー at 23:00| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本番流汗記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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