2012年12月30日

ゆく年・2012 《総括》

《1月》
ツイッターとフェースブックをはじめました。本番としては弘前大学混声合唱団の第49回定期演奏会。プレ50周年ということでけっこう盛り上がった。とにかく雪が多くて辟易。
《2月》
早く積雪が多くなった分春も早くくるのでは、という淡い期待は木っ端微塵。連日の除雪作業でくたくたでした。雪の重みで屋根がつぶれるニュースも相次ぎ精神的にも疲弊しました。
《3月》
家の前の雪捨て場は大きな山となってしまったが、少しづつ春の気配が感じられるようになってくる。日もずいぶん長くなりだいぶ気も楽になってきた3月。あの大震災から1年がたち自分の心根を改めて見直しました。
《4月》
新年度が始まり冬の間はゆっくり回っていた歯車が急に早くなる時期。スケジュールもほとんどが確定して、さぁ、これから、というとき、やってきたのは爆弾低気圧。夏の台風よりすごい大風でびっくりしました。
《5月》
近いものから遠い予定までそれぞれの準備が本格化。古典から現代ものまで、硬軟取り混ざって同時進行。
《6月》
今年度第1弾のコンサートがコール・ステラ(女声)の第2回演奏会。“月”をテーマにしたメインステージは楽しかったな。さらに下旬には青森アカデミー混声合唱団の創立20周年記念の演奏会に客演指揮。ルネサンスものと、初めての試みとして弘大混声とのコラボで「そのひとがうたうとき」。これからもこういう企画はやっていきたい。
《7月》
オホーツク・バロック・コンソルテのメサイアの合唱練習で北見へ。今年1回目の財布忘れ事件を起こしたが無事に戻りました。青森東高校音楽部の定演にこれも客演ステージということで、野郎会(男声)でひとステージ。「智恵子抄巻末の歌六首」など。けっこう若い人たちがいっしょにやってくれて嬉しかった。ロンドン五輪が始まってすぐシャンテアンクール(女声)の第5回コンサート。花の歌づくしでこれも楽しく指揮できました。
《8月》
冬はあんなに大変だったのに夏もこんなに暑いのか?!とついぐちりたくなる猛暑の夏。五輪を観て感動しながら何回か泣きました。全日本合唱コンクール県大会。今年は弘前大学1団体のみ。自由曲が制限時間ギリで焦った。北見のメサイアで共演していただく音楽集団“奏楽(そら)”との1回目の合わせで札幌にもいきました。
《9月》
札幌行きの4日後、再び北海道へ。北見でのメサイア最後の合唱練習のためです。上旬、板柳町で県男声合唱フェスティバル、弘前メンネルコールで「雪と花火」から2曲と、野郎会で「智恵子抄・・・」。9月になっても酷暑が続いた。下旬はまず札幌でメサイア、“奏楽”と2回目の練習。北海道は大荒れの天気の中でした。帰りの夜行急行が運休となり車で函館まで送っていただいてフェリーで帰ってきた事件。大変だったけどあのミステリアスな深夜のドライブは最高だったなー。その週の後半はコンクール東北大会。今度は福島県郡山まで。結果は完敗だったがこの時も台風17号の接近で帰りの新幹線が大混乱、反省しているひまもなかった。天候にたたられた9月でした。
《10月》
上旬に青森市合唱祭。今年も4団体を指揮させていただきました。中旬はいよいよ北見でオホーツク・バロック・コンソルテの第2回演奏会、「メサイア」公演。前日練習は午後からやらせていただいて夜のゲネプロが終わったのが9時。覚悟はしていたけれど、やらなければならないことがいっぱいあってやはり時間に追われることになってしまった。本番はまずまずできましたが、メサイアの巨大さ(演奏時間とかそういう話じゃなくて)を改めて思ったことでした。演奏という意味では反省点は山ほどあります。でも正直この2日間はメチャクチャ楽しかったな。
《11月》
上旬は弘前市合唱祭。弘前メンネルで「雪と花火」。今度は映画を観に行ってまたもやサイフを紛失する事件を起こした。今回も無事に戻ってきたから良かったけど。
《12月》
上旬私用で東京へ。時間がちょうど良かったので弘大混声OB会関東支部の第50記念定演OB合同演奏の練習におじゃましました。そして「青森第九の会」第30回公演。合唱指揮者としてずいぶん長い間お世話になりましたが、ちょうど良い区切りなので今回でその任を解いていただくことに。この企画も若返りを図らないと先は見えないですからねー。

そんなこんなで2012年も終わろうとしていますが、くる年も1月は弘大混声第50回記念定演、3月は青森ベートーヴェンスコラーズ第8回公演「メサイア」、7月には日本男声合唱協会(JAMCA)演奏会と待ったなしが目白押し。年明け早々エンジン全開でいかないといけません。
冬だから寒いのはしょうがない。でも、去年のような豪雪は勘弁して欲しいよ。
posted by りょうじー at 15:04| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月27日

弘前大学混声合唱団50回記念定演

弘前大学混声合唱団第50回記念定期演奏会(平成24年度弘前大学芸術祭参加)

 2013年1月13日(日) 午後3時開演
 弘前文化センターホール
 シングル 400円  ペア 700円 (当日 シングルのみ500円)
 指揮 小生 (学指揮 松永翔一郎・玉井捷太郎)
 ・三木稔:更紗の歌 他 《コンクール報告ステージ》
 ・ヴィヴァルディ:グローリア ニ長調(全曲)
 ・やさしさに包まれたなら 他 《ジブリステージ》
 50回記念OB合同演奏
 ・信長貴富:くちびるに歌を(「くちびるに歌を」混声合唱とピアノのための より)

弘混半世紀ですよ。よくぞ続いてきたもんだなー。大昔、私が在籍していた頃の弘混は団員数が6〜70人の大所帯だったが、今回の現役ステージはどうやら20人を割り込みそう。団員減少に歯止めがかからず消滅していく大学合唱団の例も耳にすることがあるだけに心配ですが、一方で、一時は衰退が伝えられた老舗の大学合唱団が不死鳥のごとく復活している例もあります。やり方によっては弘混も往年の隆盛を取り戻すことができるはず。この大きな節目を絶好の機会として、今後もがんばっていきたいものです。
今回の記念ステージのために各地からOB・OGが駆けつけます。演奏曲は近年にわかに熱い名曲として位置づけられた、信長貴富「くちびるに歌を」。どうやら現役も合わせて120名を超える合唱になる模様です。“弘混”という括りのなかで、等しく『くちびるに歌を持つ』(あるいは『くちびるに歌を持っていた』)仲間たちからおのずから湧き上がってくるに違いない熱いサウンドを思うと、今からワクワク感がハンパない。楽しみだなー。
だけど今年弘前は大雪なんだよなー。11〜14日のあたり、冬将軍はお出ましにならぬように。何卒よろしくお願い申し上げます。
posted by りょうじー at 22:03| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月26日

ゆく年・2012《映画》

今年観た映画は16本(洋画13・邦画3)。まぁ、毎年こんなもんですね。
エンタティンメントとしての映画が好きなので、文芸作品とかラブストーリーとか感動作品みたいなのはほとんど観ない。八割方がハリウッド製のアドヴェンチャー系アクションになっちゃう。もっと裕福ならいろいろなジャンルの作品を観ることができて視野も広がるんだろうけど・・・・・
ヨーロッパ系の映画では「裏切りのサーカス」と「ローマ法王の休日」を観ましたが、良い映画だとは思うんだけど、観終わったあとのカタルシスが十分に得られないのがちょっと。カタルシスとかそういう話じゃないんだよ、と言われれば確かにそうなんだとは思うが、やはり好きになるのが難しいんだな。
邦画も柳の下のドジョウを狙い過ぎていて同系列の映画ばかりというのはガッカリする。「北のカナリアたち」なんかも人間の業を美化せずにえぐる湊かなえの原案は優れていると思うんだけど、やっぱり「こういう感じのほうが安心するでしょ?」的なところがあって、結局きれいきれいなところに逃げてしまうのが惜しい。
でも今年のマイベスト3本ははっきりしています。今月駆け込みで観た「007/スカイフォール」「ホビット〜思いがけない冒険」は2本ともとても好きだった。どちらもセンスが良くスタイリッシュだったと思います。順位をつけるとすれば「ホビット」が2位「007」がごく僅差で3位というところかな?トップは2月に観たハリウッド版「ドラゴンタトゥーの女」。私の中でダントツ1位!今も強烈な印象で心に残る生涯ベストの1本「羊たちの沈黙」と同じにおいのするこの作品はとっても好きでしたねー。どなたにでもお薦めできるという映画ではないけどね。
次点というか第4位は「プロメテウス」かな?傑作SF「エイリアン」のデジャブ的な色合いが好みでした。
posted by りょうじー at 22:30| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月24日

メサイア特練(1)

「大雪だぞ!」と先週末から脅かされていた割に青森市は穏やかでした。ニュースを見るとドカ雪のところも多いみたいですね。ご苦労はよく分かります。お見舞い申し上げます。
今日はメサイアのオーケストラ初顔合わせ、弦楽器の方たちとのセッションでした。ボウイングなどいろいろと調整しながらだったので第一部までしかできなかったけど、それも想定内。けっこう物理的な時間が必要なんだよねー、メサイアって。今日はほんとの《とっかかり》でしたがイメージしているメサイアになりそうな予感がしました。嬉しくも楽しい!とにかくキックオフしないと見えてこない部分も多いので、今日の練習はとても重要だったと思います。次回の特別練習からは一秒もムダにしないようにきっちり計画をたてて、魅力ある練習にしていきたいと思っています。
12月24日にメサイアをやることができて良かったなー。幸せを感じました。実は2012年の私自身の活動はこれで終わり。明日からは年末年始休みです。(年賀状制作(遅っ)とかやらなきゃならんことは数々あるけど)
でも、年が明ければ、13日の弘前大学混声の50回定期をはじめけっこう忙しい正月になりそう。なんだか12月に入ってからバタバタと欠かせない行事が入っちゃったし。まぁ、みんな楽しそうなものばかりだからむしろありがたいことですけどね。

それぞれの方のそれぞれのイヴに

メリー・クリスマス!
posted by りょうじー at 22:27| 青森 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 練習雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月20日

ホビット〜思いがけない冒険

中つ国、ホビットの庄で平穏な毎日を送るビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)の家へ突然現れたのは、この国の5人の魔法使いのひとりガンダルフ(イアン・マッケラン)。諍いや争いごとを嫌うビルボは不審に思い扉を閉ざすが、その夜、ビルボの家には次々と13人のドワーフ族の旅人が集まってくる。勝手に家中のものを飲み食いし宴会を始めるドワーフたちにビルボは困り果てるが、心優しい彼はなすすべがない。そこへ再び現れたガンダルフは、邪竜スマウグに奪われたドワーフ族の故郷エレボールの城を奪還するために集まった仲間であることをビルボに打ち明け協力を依頼する。そんな冒険の旅に加わるつもりのないビルボはその申し出を断るが、故郷を想う彼らの哀しげな歌を耳にすると次第に心が揺らいでいくのだった。翌朝、王子トーリン(リチャード・アーミティッジ)をリーダーとするドワーフたちとガンダルフは幾多の危険が待ち受けるに違いない旅へ出発する。冒険に加わる決心したビルボはそのあとを追って我が家を飛び出すのだったが・・・・・・

あの名作「ロードオブザリング」の前日譚がこの「ホビット」。三部作の第一弾です。
中つ国の運命をつかさどる『指輪』とともに冒険の旅に出たあのフロドの養父ビルボが、60年前の不思議な出来事を回想録に残すという設定で物語は始まる。いったんは平和が訪れた中つ国にいかにして暗黒の影は忍び寄るのか、あの『指輪』はいかにしてビルボの手に渡ったのか・・・・こりゃぁ観ずにはいられませんよ。
「ロードオブザリング」三部作が素晴らしかっただけに、もしかしたら質が少し落ちちゃうんじゃないか、と実はちょっと疑っていた。だけど、そんな心配は全然要らなかったねー。3Dになったということもあるだろうが、むしろひと回りスケールアップされていた。まさに動く絵本。ページをめくるたびに予想を超えるめくるめく世界が展開される。もちろんストーリーテリングも明解で、170分の長尺だがあっという間に時間は過ぎていきます。「ロードオブザリング」とのリンクもほぼ完璧。不気味なゴラム、いかにも胡散臭い魔法使いサルマン、エルフ族の王エルロンドもちゃんと出てくる。エルフの象徴ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)は今回もメッチャ美しい。
恐るべし、ピーター・ジャクソン監督!息を呑むような空撮を多用してこの物語の壮大な世界観を感じさせるみごとな手法は健在。それにプラス3Dだからねー。絶対に映画館に足を運んで観るべきです!!
この作品にピッタリ寄り添うハワード・ショアの音楽も全シリーズ同様すばらしかったが、中で13人のドワーフたちが歌う望郷のコーラスが心に沁みるよ。

★★★★★ 鑑賞前のトイレは必ず済ませておこう
posted by りょうじー at 15:09| 青森 | Comment(2) | TrackBack(0) | 完全個人的映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月18日

ゆく年・2012《本》

総括するには早いか?まだ10日以上あるな。でもまぁ書けるとこから。

今年も相変わらずミステリ三昧でした。
記録しておらんうえに、読後はただそのへんに放りっぱなしになっていたりしていて読んだ順番もすっかり忘れている。確かに今年読んだのかも判然としないが一応・・・・

「三本の緑の小壜」D.M.ディヴァイン
登場人物の複数が章ごとにそれぞれの視点から物語を語っていく手法で読者を混乱させ、謎をより深淵に導いていく手際がみごとだった。衝撃的な結末もさることながら全編を包む陰鬱な空気が怪しい魅力です。

「贖罪」湊かなえ
これも各章の語り手が交代して手紙や告白が重なっていき真相に近づいていく、という小説。少しずるい気もするが、断片を小出しにしていくテクニックはなかなかのもの。面白く読めた。

「スリーピングドール」「ソウルコレクター」J.ディーヴァー
年の始めとこの年末に読んだディーヴァー2作品がやっぱり面白かった。次々と読み進みたいけどなんだかもったいないような・・・・・・そういう気にさせるミステリはそうはないけど、これらはまさにそれです!前者は人間分析専門捜査官キャサリン・ダンス、後者は四肢が不自由な究極の安楽椅子探偵リンカーン・ライムのシリーズ。いずれもいわゆるツイストやどんでん返しが鮮やかで唸りました。「ソウルコレクター」ではそういう優れたストーリーテリングに加え、現在進行しつつあるに違いないデータ社会への警告が織り込まれているんだけど、そっちのほうがより怖かったな。
posted by りょうじー at 15:31| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月17日

自戒

食欲我慢.jpg


本来なら書初めにすべきなのだが、今日健診に行ってメタボ度が確実に上がっていたので、すぐに肝に銘じておこう、ということでしたためた。
特に寝る前!
posted by りょうじー at 22:35| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | PC書道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月16日

声楽アンコン

午後8時、投票終了とともに当確がバタバタと出て「政権交代へ」と大きく出ちゃった。開票0%でこういうのってどうなんだろ?出口調査禁止法案を出すべきなんじゃないかな。

第21回青森県声楽アンサンブルコンテスト、この週末2日間の開催で昨日は小学校・高校の部、今日は中学校と一般の部でした。諸事情があって今年は一般の部だけを聴かせていただきました。全15団体、いつものことながら個性的な演奏の連続。青森のことばで“じょっぱり”(標準語訳では「強情張り」ということになるのだろうがニュアンスとしてもっと強い)というのがあって、人と同じ路線を行くのを嫌う気質がこういうシーンでは鮮明にあらわれるんですなー。全く傾向も方向性も違う音楽表現に順位をつけるのは至難、審査員お三方も困ったでしょう。結果を見ると評価は大幅に割れていました。自分の心の中で思っていた順位ともずいぶん食いちがっていましたが、やはりスッキリはしないな。まぁ、いつも言うようですが・・・・。
全体的な印象としては常連のベテラン勢に少し精彩をかいたところが多かった気がする。聴く方としては、今回はどんな音楽を聴かせてくれるのだろう、と期待しちゃうわけなんだけど、ちょっと肩透かしの感がありました。若い力の台頭も目立ちとても良いサウンドを聴かせてくれた。それはほんとうに必要なことで嬉しいことではあるけれど、「まだまだ君らには負けんぞ!」というベテラン勢が受けて立つことで活性化されていくのだと思います。
中世・ルネサンスものが少なかったことも気になりました。声楽アンサンブルならではのポリフォニーの妙味をもっと聴きたかったな。
posted by りょうじー at 21:48| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏拝聴記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月12日

007/スカイフォール

イギリス諜報部MI6のエージェント、007の暗号名を持つジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、世界各地に潜入している諜報員のデータが格納されたハードディスクが正体不明の敵に狙われているという情報でイスタンブールに飛ぶが間に合わず、HDは奪われたあとだった。現地の女性エージェント・イヴとともに逃走する犯人を追跡、ついに疾走する列車の屋根に追い詰める。イヴはライフルで犯人を狙撃しようとするが、くんずほぐれつする二人になかなか照準が定まらない。しかしそれを奪われれば多くの仲間の命が失われる。イヴの無線機にはMI6部長“M”(ジュディ・デンチ)の「撃て!」という非情な命令が。意を決してイヴが発射した銃弾は狙いがわずかにはずれてボンドに当たり、ボンドは濁流の河に落下してしまう・・・・・・

なんと007シリーズ23作目、50周年だという。まさにご長寿シリーズですなー。ボンド役がダニエル・クレイグに代替わりしてからは三作目。前作の「慰めの報酬」も観たけどあまり記憶に残っていない。それほど面白くなかったんだと思う。でも、今回はおもしろかったねー。迫力のアクションシーンもさることながら、上司“M”との確執が細やかに描かれるなど非常に優れた《ダブルオー7もの》になりました。こういう映画では絶対に必要な超悪役キャラクターに名優ハビエル・バルデムを起用したのも大成功。突っ込めば「なんで?」というのはけっこういろいろありますが、完成度が高いとそれはほとんど気にならない、という良い見本です。
それよりもなによりも、映画全体にあふれる初期007シリーズへのリスペクトがたまらない。「ゴールドフィンガー」や「ダイヤモンドは永遠に」を連想させるアデルの主題歌、ワルサーPPK、アストンマーチンDB5、ミス・マニーペニー・・・・・・・愛すべき“お約束”が全て詰まっている。ジェームズ・ボンド=ショーン・コネリー派の方にはお薦め・・・・・というか、絶対観るべきです。

★★★★★ スパイ映画というジャンルは滅びていなかった
posted by りょうじー at 22:13| 青森 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 完全個人的映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月09日

青森第九の会30th

第30回青森第九の会演奏会でした。
低気圧が発達しながら通過、強い寒気も入り込んできているということで風雪の予報が出ていたので心配していたが、雪は夜の間にうっすら積もったぐらい、今日は一日まずまずの天気に恵まれました。おかげさまで約1,500人の聴衆、地元のアマチュア中心のコンサートでそれだけの数を集めるものは他にありません。ありがたいことですねー。
演奏も熱気にあふれ熱い空気がホールを満たす良いコンサートになったと思います。終演後、お会いしたお知り合いの皆さんにも「合唱が良かった」と口々にお褒めのことばをいただき、合唱指揮者という立場の私としてはもちろん嬉しいけれど、実はそれは私の手柄でもなんでもない。ごく根源的なところで、このベートーヴェンの歴史的な凄い音楽が皆さんの心を動かしたことに他なりません。もしも私のお恥ずかしいくらいの全くの微力でも、万分の一の表現の一助になったとしたらそれはこの上ない幸せではありますが・・・・
集まってくれた合唱会員は110名、ほんとうにみなさんがんばったと思いますが、アマチュアの力でこの大曲を歌うにはギリギリの数でしょう。本来なら最低でも150は欲しいところ。もしこの数を割り込んでしまうようなことになると来年以降の第九の継続は難しい。今日も確かに熱演ではあったしその熱意のようなものが多くの聴衆を巻き込み共感を呼んだことは確かですが、この音楽の圧倒的な力を伝えるまでには至らなかったと思います。これまでどおりの合唱会員募集のやり方ではもう限界なのかも知れません。多分抜本的な見直しが必要なのです。30年培ってきた良いところは無論残さなければなりませんが、視野をもっと広げ改革的なアイデアをみんなで出し合っていく時がいよいよ来たのだと思います。
希望はあります。今日のステージを見たとき、合唱もオーケストラも例年よりも若い世代のパーセンテージが少し上がっていた。それこそが光です。私も含めて歳を食っている者は、彼らが参加しやすい環境を整備することがこれからの重要な責務だと思います。
posted by りょうじー at 21:57| 青森 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | 本番流汗記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月03日

日帰りTOKYO旅

1日、全く私的な用事で東京へ。
往復新幹線、一番電車で行き帰りは最終。昔はあり得ない旅程ですなー。
まだ暗いなか新青森駅から東京へ。9時半ぐらいに到着。天気がいい。京浜東北線で東神奈川、横浜線八王子方面に乗り換えてすぐ次の大口駅で下車。用事そのものは夕方からなので、10時からやっている弘前大学混声合唱団OB会関東地区の50回記念定演合同合唱練習会におじゃまするためです。懐かしい方たちといっしょに楽しく練習させていただきました。終了後近くで有志とランチ。近況報告や思い出話であっという間に時は過ぎ来月の定演での再会を約して、来たときの逆をたどって東京駅に。
順調に進んで少し時間ができたので、新しくなった東京駅の中をぶらぶら。丸の内北口に出てOAZOの丸善本店へ行き来年のカレンダー(メッチャすごい種類がある)を物色、小澤一雄の音楽家カレンダーをゲット。一年全部の日にちにその日誕生日の古今の音楽家のイラストが描かれていて面白い。
さらに少し時間があったので東京ステーションギャラリーで開催中の東京駅復原工事完成記念展「始発電車を待ちながら」を駆け足で見学。9人の作家のインスタレーションがめちゃ楽しい。入館料500円は安いよ。
メインの所用を済ませ20:04発の東北新幹線で帰路へ。さすがに眠気がさしてきてうとうと。ふと目が覚めて窓外を見るとそのたびに冬の月が美しく輝いている。でもそれは八戸まで。新青森駅に降り立つとキンキンに冷え込んでいる。うっすらとだが雪も積もっています。新幹線の中は暖房が効いていて暑いぐらいだからこの温度差はハンパないよ。
車内(窓側下)にコンセントあったのを降りる支度をしているときに気がついた。ちぇっ、スマホに充電すれば良かったな。

2012.12.1TOKYO.jpg
posted by りょうじー at 11:43| 青森 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月02日

はまなす&リノス

先週金曜日のはまなすマザースコール第24回定期演奏会、今日行われたリノスアンサンブル第13回演奏会を拝聴いたしました。
青森はいよいよ冬の季節に突入しましたが、どちらも常連の聴衆が集まり、外の冷気を忘れさせるホットなコンサートでした。
はまなすのプログラムは、空・風・海と題し「四月の風(松下耕)」「小鳥の旅(三善晃)」など、佐藤眞の「旅」全曲、賛助出演のフルート独奏をはさんで、禁じられた遊び、赤いサラファンなど世界うためぐりステージ。はまなすは1976年創立の伝統あるおかあさんコーラス、指揮者の佐々木恭枝先生が大事に育ててこられた合唱団です。世界うためぐりではメンバーの数人がなにやらバトンのようなものをお持ちになって、それを振るときれいな音が出る場面があった。ベルの形はしていないけど電子ハンドベルだったんですねー。はじめて見ました。リコーダーやマラカスなどもあって楽しいステージになりました。好きだったのは組曲「旅」。指揮者とメンバーの共感度の強さが感じられ、かつてはお母さんコーラスの大会だけではなく全日本合唱コンクールにも挑戦したこの合唱団の力を示す演奏だったと思います。この名曲の魅力を改めて教えてもらいました。はまなすマザースコールの長所短所をきっちり抑え思いやりにあふれたピアノを聴かせてくれた増田ゆかりさんにも感服いたしました。
リノスはアメージンググレースなどイギリス民謡集、雨にぬれてもなどポピュラー集に、エルガーの3つのパートソングと多田武彦の組曲「北陸にて」という構成。結成15年の声楽アンサンブル、さすがです。音楽の落としどころをよくご存知です。合唱指揮者としても大活躍のこの会の代表五十嵐隆泰先生のリードの巧みさもあるとは思いますが、8人のメンバーがそれぞれ自分の役割を十分に心得えておられるので、バラエティーに富んだ今回のプログラムのどこを切り取っても常に心地よいサウンドなのです。元々が男声合唱のためにつくられた「北陸にて」も、正直いうと混声のアンサンブルでうまくいくのかな、と思っていましたが、それも全くの杞憂。リノスアンサンブルならではのタダタケがみごとにつくり上げられていました。うーむ、確かにこれは他では聴けないね。
posted by りょうじー at 22:20| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏拝聴記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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