2012年08月31日

プロメテウス

2089年、考古学者のエリザベスは同僚でもある恋人のチャーリーと共に新たな古代遺跡を発見する。その洞窟壁画に残された不可思議なサイン。それは年代も地域も大きく異なり接触するはずのない世界各地の太古の遺跡のどこかに共通して描かれているものであり、人類の起源を解き明かす重要なサインかもしれない。解析によってその図形は特定の星図であることが分かり、巨大企業ウェイランド社は惑星探査宇宙船プロメテウス号を建造。エリザベス、チャーリーをリーダーとする各科学分野の専門家チームを乗り込ませてその未知の太陽系へと向かう。
2093年ついにプロメテウスは目的の星へと接近し人口冬眠から目覚めたチームは、ウェイランド社の監督官、ヴィッカーズ(シャーリーズ・セロン)の指示のもとその星に着陸、調査を開始する。明らかに自然のものではなく誰かの手によって創られたと見られる巨大なピラミッド様の建造物を発見した彼らは、最新の装備を身に付け探索に向かうのだが・・・・・・


3Dもあったけど、上映時間にうまく合わなかったので2Dで観ました。うーむ、なるほど、これは「エイリアン5」というか「エイリアン エピソード0」だったんですね。いつものように、意図的にほとんど予備知識を持たずに観たので、観ているうちに気がついていく快感も味わえました。もはやSFサスペンスの古典ともいえる名作「エイリアン」(1979)。監督のリドリー・スコットの名を一躍世界に轟かせたこの映画を、彼自身も会心の一作として強く認識していたのだ、ということが分かります。
私も「エイリアン」公開時に劇場で観ていますが、衝撃的に面白かった。個人的にSFものという括りでは1、2位を争う映画です。ホラー、スプラッタ的な要素もかなり色濃いので好き嫌いが分かれるところでもあると思うけど、映画としての完成度という点で非常に優れた作品だった。
宇宙貨物船“ノストロモ”→探査船“プロメテウス”、女性飛行士リプリー→女性科学者エリザベス、アンドロイドのアッシュ→ロボットのディヴィッド・・・・・設定をこれでもかとシンクロナイズさせ、世界を瞠目させたH.R.ギーガーの卓抜なデザインをそっくりそのまま受け継いで、プロットそのものもデジャヴのように蘇ってゆく。非常に洒落ていると思います。それはつまらないじゃないか、という奴は言わば言え。そのセンスを私はすごく買います!
確かにストーリーとして幾分無理がないこともないし、詰めが甘い部分もあった。でもあの「エイリアン」の時代から飛躍的に進歩したCGによって実現された映像美の底で、頑なに筋を一本通そうとする姿勢はむしろ見事だと思います。

★★★★★ 「人間はどこから来たのか?」というコピーはあまり意味なかったけどね
posted by りょうじー at 13:12| 青森 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 完全個人的映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月28日

札幌で奏楽と

残暑お見舞申し上げますとともに、残暑お見舞してください。
8月も末なのにいっこうに秋の気配がない。暑い日はあってももう少し秋らしい日が混ざってもよさそうなものだが。
札幌も少しは涼しさが感じられるかと思ったがほとんど変わらなかったな。

日曜の夜、いつものように夜行急行はまなすで札幌へ。10月の北見メサイアで共演させていただく札幌のアンサンブルグループ“奏楽(そら)”との顔合わせと初練習のためです。
北見から来てくれたオホーツク・バロック・コンソルテの盟友Y氏・I氏と札幌駅で合流。一緒に朝食をとりながら状況確認やらなにやらしているうちに時間になったので地下鉄で真駒内まで。練習会場が《札幌芸術の森》の中にあるアートホールということで、真駒内駅からタクシーで15分ぐらいかかる。広大な敷地の中に美術館など芸術関係の施設がいくつも点在する。豊かな緑に囲まれた環境抜群の立地です。暑かったけどこういうところでかく汗は嫌じゃない気がするね。
“奏楽”は札幌で活躍している若い女性プレイヤーのグループですが、主宰は札幌交響楽団の首席オーボエ奏者の岩崎弘昌さん。お忙しいなか時間をさいてお付き合いくださりとても恐縮しましたが、気さくなお人柄で楽しくお話もさせていただき今後のためにも素晴らしい出会いになった気がします。
“奏楽”は若い女性プレイヤーのグループ(あ、二回も言っちゃったけど)、しかも美女揃い。こういう環境は危ないのです。音楽よりもこの方たちに嫌われちゃいけないという思いが先に出て、変にかっこつけたり、言わなくてもいいオヤジギャグを口走って逆に引かれてしまう恐れが多分にある。絶対注意と思っていたのに、振り返ると結局全部やっちゃった気がする(泣)。
途中突然停電するというアクシデントもあったが(それも23番の“The Lord hath laid on Him”にさしかかった時でちょっとビビった)10時から中食をはさんで3時半過ぎまでミッチリ熱く応えていただきました。私の時間の使い方も悪く(ちょっとあがっていた(汗))第3部が残ってしまった。
でも楽しかったなー。ほんとに楽しかった。来月もう一回うかがってあとは10月の演奏会前・当日。ワクワクです。
今朝「はまなす」で帰宅したわけだけど、今週金曜夜には今度は合唱練習のための北見行きでまた「はまなす」に。
北海道へ通勤する人みたいだな。
posted by りょうじー at 21:36| 青森 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 練習雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月25日

青森シルバーコーラス演奏会

創立30周年記念青森シルバーコーラス演奏会を拝聴してまいりました。
T. 遥かな日々を若い世代に
 もはや唱歌メドレーの定番曲となった、源田俊一郎編曲「ふるさとの四季」
U. 友情出演 リノスアンサンブル
V. 永い旅路を重ねて
 学生時代・マイウェイ など
W. 友情出演 あかしやコーラス
X. 励まし合って生きよう、明日へ
 一日に何度も・二度とない人生だから など
というラインナップ。
いや、畏れ入りました。ご存知の方も多いと思いますが、1ステの「ふるさとの四季」にしたって曲数にしたら11曲、歌い通すために必要なエネルギーはハンパじゃない。友情出演をはさんでいるとはいえさらに2ステージ、この重いプログラムを最後まで立派に歌い上げたメンバーの皆様に驚嘆したのは私だけではないでしょう。ほんとに凄い!創立30年にして初の単独コンサートということもあって感動的な演奏の連続でした。
シルバー・あかしやの指揮者でリノスのバス歌手という出ずっぱりの五十嵐隆泰先生の情熱があってこそだとも思いますが、前任指揮者の長内クニ子先生のたゆまぬご指導から30年間、コツコツと積み上げられてきたものが見事に実を結んだことに心からお祝いと賛辞を捧げます。
90人という団員数もこうしてコンサートになってみると改めてビックリ!
私もこっそり入団して一緒に歌おうかな。白髪もだいぶ増えてきたので違和感ないぞ。きっと。
posted by りょうじー at 20:57| 青森 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 演奏拝聴記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月24日

つけ麺File.024

味千つけ麺《味千ラーメン》


つけ麺024(味千).jpg


熊本ラーメンのつけ麺というのはどんなものだろう?・・・・しかし出てきたのはごく普通の中太ちぢれ麺だった。確かに九州ラーメンの細直麺はつけ麺には向いていないな。
〈濃厚ぶし系豚骨スープ〉とあるが、豚骨特有の香りが少し鼻に抜ける程度。食べやすい味に仕上がっているのはチェーン店らしいね。スタンダードなつけ麺でした。
弘前市の味千城東店でいただきました。
posted by りょうじー at 22:26| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 美味特記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月19日

県大会終了!

全日本合唱コンクール、第49回青森県大会でした。
大学の部は弘前大学混声合唱団だけの出場なのに銀賞、金はいただけませんでした。私の力不足です。
盆明けから今日までの練習はけっこう良い練習ができたんだけどなー。グズグズなところから急速にまとまった達成感はあったのですが・・・・・・残念。(泣)
今日の会場の市民ホールは指揮台の位置からではバランスも音量もよく分からないので、どんなサウンドが客席に(審査員席に)届いているかは確認できませんが、なんとなくインパクトが弱いな、と感じました。特に自由曲はいわゆる難易度としては低いものなので、普通に歌っているだけではほんとに普通に聴こえてしまう。どこかに必ずあるに違いない強いなにかを掘り起こし表現につなげていかなければ、コンクールという場ではやはり置いていかれてしまうでしょう。分かっていてチョイスしたつもりでしたが、ハードルの高さを改めて感じました。来月末の東北支部大会までにそれをクリアするにはどうしたらいいか。発声面など基礎力を少しでも高めていくことは急務ですが、同時に思い切ったパフォーマンスを考え出す必要があると思います。
審査員の先生方の講評、聴いていただいた方たちの感想から重要な示唆をいただきました。もっとできることは何か。少しもがいてみたいと思います。
うーむ、それもまた楽しからずや。
posted by りょうじー at 23:19| 青森 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本番流汗記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月17日

コンクールだ

ねぶた祭がきたなー、と思ったら、あら?という間にお盆が過ぎて、明後日は全日本合唱コンクールの県大会。8月前半がこんなに早く過ぎてしまうとは思わなかった。
今年度のコンクールはしばらくぶりに弘前大学1団体のみの出場。ひとつに集中するのもまた良きかな。

課題曲はG3の林光「鳥のように栗鼠のように」、自由曲は三木稔のインドネシア民謡を素材とする曲を3曲。意図したわけではありませんが、昨年末から今年初めにかけ相次いで他界された二人の偉大な作曲家の作品を演奏します。
「鳥のように・・・・」は、最初少しとっつきにくかったけど、練習しているうちにジワジワと旨みが出てきたというか、その感覚の鋭さに感歎しています。ものすごく繊細なものを要求されているのでそれはやっぱり難しい。結局ごく素直に音楽を受け取り共鳴してサウンドにしていくことなんだと思います。だけど音そのものが難しいからなー。なかなかクリアしきれないでいます。
三木稔作品は実は絶版譜。ひょんなことから三木先生の作品を大事に大事に取り扱っておられる九州の結出版さまを知り、ご無理をお願いして譲っていただいた楽譜を使用しています。どらかというと平易な音構成のなかに、東アジアの独特なエネルギーが詰まっている。いい曲に巡りあったと思っているんだけど、その良さをどうインパクトのある表現にしていくか、というところで試行錯誤を繰り返してきました。
タイムアップになりつつありますが、ギリギリまでがんばってみたい。
「あきらめるなっ!」・・・・・・松岡修造みたいなことを口走る今日この頃。
posted by りょうじー at 23:59| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月14日

クランブルアップルパイ

赤い林檎アップルパイ.jpg


赤い林檎パーラーの夏限定“クランブル・アップルパイ”。サクサクの生地と程よい噛み心地の煮リンゴが絶妙のバランスです。んまい!
赤い林檎パーラーはベイサイドにあるわけじゃないけど、なんとなく海手のカフェっぽいにおいがする。青森市の中でも好きな空間のひとつです。
おひとりでコーヒーとゆっくりした時間の流れを楽しんでおられるリタイアしたらしい年配の方がよくいらっしゃいます。それがまたよく似合っているのだなー。
posted by りょうじー at 23:06| 青森 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 美味特記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月12日

五輪も終わるな

日本のメダル総数38個。アテネを超えて史上最高。立派な成績です。興奮させてくれた日本代表アスリートたちにブラヴォー!国家間で勝敗を競い合いながらも友好は深まる。オリンピックはやっぱり必要だねー。二度目の東京オリンピックはにわかに賛成できなかったけど、もしかしたら開催する意味は大きいのじゃないか、と思えてくるなー。日本人は愛国心が希薄だという人もいるが、戦意発揚みたいなことで愛国心を煽るよりも絶対いいと思います。経済力も確かに大事。でも、スポーツが日本という国をパワーアップさせる重要なファクターであることをオリンピックは証明している。文化についても同様だと思います。自分の財布の中味しか考えない日本の政府や財界は考え直すべきですっ!「そんなものに金を出したって儲からないじゃないの」的な発想はやめぃ!
と、叫んでも彼らにはなんの関心もないんだよな、きっと。
悲しむべきかな。

今回のロンドンオリンピックのインタレスティング。
・アーチェリー女子の蟹江選手が可愛いかった。
・開会式のポール・マッカートニーはちょっとオバサンのように見えた。
・北島康介のインタビューの受け答えが大人になっていたのが嬉しかった。
・青森県にゆかりの選手の活躍が誇らしかった。
・女子選手が会見のときに「ほんとに」を連発するのが気になった。
 (おまけにその多発する「ほんとに」をそのままテロップにするテレビに呆れた)
 順不同。
posted by りょうじー at 22:21| 青森 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月06日

泣けるぜ!

ねぶた祭りとお盆で今月前半は定期練習が休止になることが多い。今後のためにしっかり楽譜を読み込む良いチャンスだなのだが、オ、オリンピックが・・・・・・・(汗)

おそらく日本国民の大多数が思っていることに違いないので、今更ブログに書かなくてもいいことなのでしょうが、ロンドンオリンピック、個のメダルよりもチーム戦でのメダルが目立つのは、東日本大震災が無縁ではないと思います。競泳のリレー、アーチェリー女子団体、バドミントン女子ペア、卓球女子団体、フェンシング団体。一人ひとりで頑張るだけではなく支え合い補い合うことでさらに力が増すというよりも、それとは別な種類の強い力が生まれてくる様をまざまざと見ました。合唱音楽に携わる一員として強い共感を覚えますし、そのことを常に追い求めることを自らの喜びとしていることを再確認させてもらいました。
ドラマティックで感動的な展開も多いしなー。
とみに涙腺がゆるくなった今日この頃、感動の瞬間を観て泣いています、しょっちゅう。
posted by りょうじー at 21:05| 青森 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月02日

日本柔道よ、何処へ

やっぱりオリンピックは面白いなー。陸上競技が始まればさらに盛り上がるだろう。
リアルタイムで観たいけど、どうしても眠くなってしまうのが情けない。
情けないといえば日本柔道。おそらく次のリオデジャネイロ五輪では柔道種目の放送時間は大幅に削られるだろうな。少し前までは「一本をとりにいく」日本の柔道の精神を高く評価していたし、ポイントをチャッカリ稼いで勝ちを拾おうとする風潮を軽蔑していました。基本的にそのことは今も変わっていないけど、今回のオリンピックで少し考えが修整されました。戦略戦術面で日本柔道界は世界から遅れてしまっているのじゃないか?世界はポイント重視の柔道の路線を維持しつつ、返し技など技術面でもかなり上達していると思う。日本が目指している僅かなスキを狙って一本をとりにいくはずが、逆にやられて技ありや一本をとられてしまっているケースが実際多くなっている。伝統の精神ばかりを言い立てていても勝てない時代になっていることに気づいて欲しいと思います。無論、相手に合わせる必要は全くありません。相手がどんなこずるい手を使ってきても「一本」で仕留める。その王道は変えるべきじゃない。ただそれを貫くためにはもっと研究、探求が必要だし、そのためのトレーニングを新しく考え出さなければならないでしょう。
私たちも「お家芸」の発想から抜け出しましょう。金メダルでなきゃ許さんぞ!的なことをいうのはやめようよ。小細工をせずに一本をとりにいった結果一本負けを喫してしまった。いいんじゃないか、それでも。その潔さには躊躇なく拍手を贈りたいと思います。たとえ1回戦負けでもです。
posted by りょうじー at 22:08| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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