2月、青森市は豪雪。少し楽な冬が続いていた分応えました。
そして3月、自分の中でいろいろなものがひっくり返ってしまった11日。停電してしまったので惨状を目撃したのが翌日だった(一晩中携帯ラジオで「壊滅」の叫びを聞きながらまんじりともしなかった)ことも衝撃を増幅させたと思う。
4月、物資や電力の不足、自粛ムードのなかでのベートーヴェンスコラーズの「荘厳ミサ」の練習大詰め。プライベートでも変事が重なり精神的にも辛かった。
5月、「荘厳ミサ」本番。青森市文化会館の指揮台に合唱祭以外で上がるのは初めて。約1,000人の聴衆。困難を乗り越えて集まってくれた仲間たち。ありがたくて涙が出ました。
6月、青森アカデミー混声合唱団の演奏会に客演指揮。ひさしぶりの千原英喜作品は楽しかったな。
7月、2年ぶりに北見オホーツクバロックコンソルテの練習へ。今回は「メサイア」です。「メサイア」はBスコラーズでも取り組みはじめたところなので、いろいろな意味で面白いし勉強にもなります。なでしこJAPAN決勝、がんばって起きて観られて良かったな。
8月、全日本合唱コンクール県大会。大学と一般2の計3団体での出場はやっぱり少し無理があったかな。それぞれ集中してできたとは思うけど。県男声合唱フェスティバルもありました。弘前メンネルコールの指揮は格別に楽しい。
9月、コンクール東北支部大会。結果は全然だめでしたが収穫はあった気がする。震災の影響でいつもなら高校・中学が先なのに今年は大学・職場・一般の部が1日目。1番クジをひいちゃったので弘前大学は全くのトップバッター。これも初めての経験でした。
10月、結婚披露宴で来賓祝辞を頼まれた。我ながらド下手だった。慣れないことはしちゃぁいけません。
11月、青森市で開催された全日本合唱コンクール全国大会《大学・職場・一般》。家庭の事情で全部を拝聴できなかったのは残念ですが、たくさん学んだことがありました。
12月、第29回青森第九の会演奏会。合唱会員が思うように集まらず史上最少人数の合唱で心配したけどその危機感をみなさんが熱い心で吹き飛ばしていたと思います。良い演奏会になりました。
自分史上、恐らくは最も重要な1年になりました。天から与えられた試練と問い掛けを常に反復していきたいと思います。