2010年07月30日

明日とあさって

明日はNHK学校音楽コンクールの東青地区予選、今年も審査員です。
小学校が6、中学校が8。今年はどの学校がどれぐらい成長してくるのか、楽しみですねー。例年にない猛暑のなかで厳しい練習をしてきたに違いない。本番で疲れが出て具合が悪くなったりする子が出ないか心配です。なんとか無事に乗り切って欲しい。
午後からの開催で17時30分終了予定だが、例年の段取りでいくと30分ぐらいは延びるだろうなー。
実はあさっての青森県男声合唱フェスティバルのために三沢に入らなくちゃいけない。宿泊する古牧温泉ホテルでウェルカムパーティーというか前夜祭があって、ひさしぶりでお会いする仲間もたくさんおられるのでぜひ出席したいのだけれど、どうやら宴半ばに乱入することになりそう。
ま、それもいいか。

報告は来週に。
posted by りょうじー at 22:15| 青森 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月29日

窪田亮チェロリサイタル

ピアニストの友田恭子さんからのお誘いがあって、若手チェリスト窪田亮さんのリサイタルへ。
だけど今日は青森ベートーヴェン・スコラーズの定例練習日、プログラム最初のJ.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番を拝聴して失礼せざるを得ませんでした。次のシューベルトとショスタコビッチのソナタで共演された友田先生のピアノは結局聴けなかった。せっかくご案内いただいたのに・・・・・友田先生、ごめんなさい。

会場は青森市の目抜き通りに面したギャラリーNOVITA、森内建設事務所が経営しているギャラリーなので、とてもモダンでお洒落な建物です。時折とても興味深い展覧会をやっていることがあります。エレベーターで4階へ。もちろん空間としては狭い。折りたたみの椅子をギチギチ並べて100人ぐらいのキャパシティーかな?でもあっという間に満席になりました。
こういうスペースでほんとに間近なところで演奏を拝聴するのもまた良いですな。しかもバッハの無伴奏チェロ、早いパッセージでは激しく指板をたたく音が聴こえる。微妙な擦れ、押さえていない弦の共鳴も聴こえたりする。だけどそれら一切合財でひとつの音楽になっているんだな。もともとそういうものなのじゃないか?音楽って。
それにしてもチェロの音色は心の奥のほうにまで響きます。すごくダイレクトな音楽の力を感じました。

友田先生とのセッションもきっと素敵だっただろうなー。
友田先生、ほんとにごめんなさい。
posted by りょうじー at 22:16| 青森 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏拝聴記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月27日

エアベンダー

かつて世界は「気」「水」「土」「火」の4つの王国に分かれていた。それぞれのエレメントを自在に操るベンダーと呼ばれる特殊能力者がリーダーとなって4つの国を治めていたが、その4つのエレメントを全て操る能力を持つただひとりの“アバター”の存在が世界に調和をもたらしていたのだった。
だが、100年前、アバターが突如行方をくらましことで世界のバランスが崩れ始める。自らの能力を駆使して鉄の製錬に成功した火の国が、強大な力で世界征服へと動き出したのだ。次第に他国を侵略して勢力を拡大していく火の国。アバターの復活が待ち望まれていた。
水の国の兄妹、サカとカタラは、再び世界に調和がもたらされることを願い、火の国の圧倒的な攻勢をじっと耐えていたが、ある日、海から突然現れた巨大な氷球の中で弱っているひとりの少年と出会う。頭に神秘的なタトゥーが描かれたその少年アンはどうやら気のベンダーらしい。幼さの残るアンの人並み外れた超能力に驚くサカとカタラ。もしかしたらこの少年こそが伝説のアバターなのか。
未熟ながら水のベンダーであるカタラは、兄サカとともにアンと行動を共にする決意をするのだったが・・・・・・・


監督はM・ナイト・シャマラン。あざとく観客を騙す映画ばっかり作ってきたが、年々不評が増すばかり。デビュー作の「シックス・センス」の出来があまりに良かったために、これでもかと繰り出した数々の作品はそれを超えることがついにできなかったねー。
それがなんと今回はいきなり本格ファンタジーを作っちゃった。
まぁね、映画職人という意味では腕は悪くはないわけだし、予告編を観てもなかなかそそられるものがあったから、どちらかというと「シャマラン、がんばれ!」派の私はけっこう期待して観たわけです。
2D・3D同時公開だったけど、事前の評判では3Dがいまいちだったので、今回は字幕版の2D版を観ました。
壮大な世界観の割には小粒だったな。チマチマした感じ。映画の顔となるべき存在感のある役者さんが皆無。主人公が無名の若手なのはいいんだけど、それを支えるベテランがいないとしまらないよ。ファンタジー・アクションものには不可欠の「倒すのは無理でしょ?」と思わせるような強力な相手キャラクターがいないのも物足りなかった。
でもね、主人公のアンを演じたノア・リンガー君は良いよ!クンフー・マーシャルアーツ系のアクションが美しいし、なんといっても大きく見開いた目が良い。選ばれし者の哀しみをたたえて惹きつけられます。総じて不評の映画だけど、“アバター”アンを観るだけで★ひとつの価値あり。
完全に続き物ですが、続編があるかどうかはこれの成績次第なんだろうなー。ちょっと望み薄かな?
全ての意味でパワーアップした「エアベンダー2」が観たいけどねー。

★★★★☆ 惜しいよなー・・・もう少しなんとかできたのでは?
posted by りょうじー at 14:20| 青森 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 完全個人的映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月26日

東アジアの音 Russia

拝聴記が立て続けですが・・・・・実際立て続けに聴いております。

今夜は青森県立美術館アレコホールコンサート2010。「東アジアの音」と題されたこの音楽会、ハバロフスクと青森の演奏家のジョイントコンサートということで、プロコフィエフ、ラフマニノフ、ストラヴィンスキーにセルゲイ・タネーエフ、レオニード・デシャトニコフの作品が演奏されました。
タネーエフとデシャトニコフは初めて拝聴する曲でしたが素晴らしかった。極東ロシアから来られたケンナジー・チャーシン(クラリネット)、オルガ・ボイチェホフスカ(ピアノ)両氏の演奏はまことにみごとで心に残りました。ことにデシャトニコフの2台のピアノのための「白鳥の家にて」(演奏はボイチェホフスカ・浅野清)は、ホール三方に掲げられているシャガールの大舞台背景画と相呼応する趣きで、特別印象的でした。
浅野清先生(ピアノ)をはじめとする地元の演奏家たち、村田恵理、竹内奈緒美、堀内亮(以上ピアノ)、竹澤聡子(フルート)、虎谷亜希子(ソプラノ)各氏の演奏もそれぞれの持ち味を遺憾なく発揮しておられました。
アレコホールは演奏会場として設計されたものではないので、高い天井の洞窟の中にいるような一種独特な音の響きがします。最初は少しとまどいますが、耳が慣れると音があちこちでピチピチと飛び跳ねるようでけっこう楽しい。

この「東アジアの音」、今回は企画1回目。2回目はこの秋(10月)。今度はChina〔中国と日本の出会い〕のテーマで、なんと弘前大学混声合唱団が現代中国作曲家の曲を歌うことになっています。私は直接はかかわらない予定ですが、知らん顔でいるわけにもいきません。陰ながら手伝える部分は微力を尽くしたいと思っています。
posted by りょうじー at 22:46| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏拝聴記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月25日

26回青森高校定演

青森県立青森高校音楽部の第26回定期演奏会でした。わが母校であります。
市内の高校の合唱はどこもなかなか意欲的ですなー。

Tステはヴィクトリア「Ne timeas, Maria」、鈴木輝昭「いのち」、同じく鈴木輝昭「愛」。コンクールステージでした。指揮は顧問の柿崎先生。
30人に少し欠ける人数でしたが声はなかなかよく出ていました。自己満足だけではなく、聴衆に届かせようとする姿勢が良い。さらに磨きをかけて、表現にもっと幅が出るようになればインパクトの強い合唱になると思います。
Uステ、フォスターの曲集と「リンゴの唄」「ここに幸あり」など昭和の歌謡曲を集めた「TOKYO物語」。リアルタイムを知らない平成っ子たちが歌う昭和歌謡、我ら昭和人とは当然ズレがあるがそれはそれで面白かった。指揮をしたのはふたりの男子生徒・・・・・・うーむ、あれは40年余り前の俺だ(ちょっと涙)。
VステはOBのバリトン歌手白井智朗君の独唱。シューベルトの歌曲、オペラのアリア、そして「この道」。若いうちにいろいろ可能性を試してみるのは当然だけど、そろそろどのジャンルを選ぶかを決める時期に来ているかも知れないな。がんばってくれ!
Wステ、新鋭作曲家、上田真樹の組曲「夢の意味」。指揮は前任の顧問宮本先生、何人かの卒業生も加わってのステージでした。はじめて耳にする曲でしたが、この曲のもつ独特の抒情性が美しく表現されていたと思います。

物足りなく感じた点が少し。
アルトとバスの低音の響きがもっと欲しい。(中音域は良い声でした)工夫しながら歌い続けることで響きはついてくるものだから、あきらめないでやってみてもらいたいな。
posted by りょうじー at 22:28| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏拝聴記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月23日

30回西高校定演

青森県立青森西高等学校合唱部の第30回定期演奏会でした。
現在は共学校ですがもともとは女子高、清らかな女声合唱の伝統が今も受け継がれています。
Tステ、パレストリーナとブストーの宗教曲。コンクールに向けてのステージと思われますが、今年赴任された野村先生は昨年まで青森市民交響楽団の常任指揮者、さすがの音楽づくりでした。ポイントは全て押さえられていて音楽の構築感が前面に出た好演だったと思います。
Uステは賛助出演の「なおの会」の演奏ですが、これは後述。
Vステは、お約束の生徒さんの企画・構成ポップス系ステージ。やっぱり突然寸劇みたいなのがはじまって突然終わる。その唐突さがウケルといえばウケルわけですが。
Wステ、松下耕の組曲「そのひとがうたうとき」。これも音楽の定石がきちんと置かれているので、聴いていて安心感がありました。
カーテンコールのとき3年生たちが感激のあまり号泣していましたが、彼女らの純な熱い心がストレートに音楽に反映される部分がもっとあっても良かったかな。今のきちんと構成された音楽を壊さずに、歌うことに対するあふれる思いが出てくればさらに幅の広い表現になるのでは、と感じました。

今回は30回記念ということで、設立当初から長年指導された小倉尚継先生の教え子のみなさんが先生を囲む会として結成されている「なおの会」が、作曲家としても活躍されている先生の名作「あいや節幻想曲」「じょんがら節」を先生ご自身の指揮で演奏されました。
会のメンバーの中には、私がお世話になっている合唱団の一員で日頃一緒に活動している方が多数おられるということもあり、さらには数年前突然指揮棒を置かれて一線を退いていた小倉先生がひさしぶりに振られるという。これはうかがわないわけにはいきません。
さすがでした。
「先生が指揮するなら」ということで参集した70人を超えるレディーたちの小倉先生を慕う熱い心に裏打ちされた圧倒的な歌声もさることながら、小倉先生の指揮のうまさに改めて驚きました。健在でしたねー。手綱のひきぐあいとムチのいれぐあい、指揮者が支配するときと歌い手に任せるときの判断がまことに絶妙なのですねー。
真似したいと常々思っているところですが・・・・・できないんだよなー、これが。
posted by りょうじー at 23:35| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏拝聴記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月22日

暑い日々

猛暑日にこそならないが、ここ青森も真夏日が続いている。ニュースで知ったが、昨年は真夏日がゼロだったとか。暑いっ!と感じるわけだねー。
ねぶた祭が終わると(8月7日)秋風が吹く、という俗言がこちらにはあって、それを実感した年も確かにあったけど、今年はどうだろうか?
もしそうなったとしてもまだ半月も先だよ。
「夏暑いのはあたりまえ!」
それはそうなんだけど、こう暑いのが連続するとやっぱりゲンナリしてきます。
posted by りょうじー at 21:46| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月19日

26回東高校定演

青森市ではこの時期市内の高校合唱団の定期が立て続けにあります。先週の金曜日も戸山高校の演奏会でご案内もいただいていたのですが、コールステラの定例練習日と時間が重なっていてうかがうことができなかった。聴きたかったんだけどなー。
今日は青森県立東高校音楽部の第26回定期演奏会、幸いダブるものがなかったのでゆっくり拝聴いたしました。
1ステは全日本コンクールの課題曲“Ne timeas, Maria”、モンテヴェルディの4声のミサ抜粋、Nコンの課題曲。コンクールステージですね。うーむ、まだこれからというところかな?暗譜もしきれていなかったようだし。音楽の方向性がはっきり分からなかった。夏休みの練習でずんずん決まっていくのでしょうね。
2ステ、生徒諸君の企画構成ステージ。一応青春ラブストーリー仕立てだったみたいだけど、全てが唐突にはじまって唐突に終わっていた。
3ステは賛助出演の箏曲部の演奏。12面のお琴の合奏と弾き語り(というのかな?)でした。清楚ながら1本芯の通ったものが感じられて素敵でした。
4ステが男声合唱(柳河)と女声合唱(北国のうた)。
5ステは信長貴富「初心のうた」。若者らしい爽やかな初心のうたでしたが、この歌のもつ深淵をもうちょっと感じて歌って欲しい。表現するのはなかなか難しいことですが、思いがそこに到ることでもう少し違った色が出たのじゃないかな。

女声が20人余りいるのに男声が9人。高校生でそのバランスをとるのはとても難しいと思いますが、ちゃんと配慮されたハーモニーを聴かせてくれたことに感心しました。音程もとても安定していて不安がありません。男声はもう少し鍛錬する必要がありますが、女声はソプラノ・アルトとも素直な伸びのある声で魅力があります。
ただ、全体として、メゾピアノからメゾフォルテの間ぐらいで常に推移していた印象がある。デュナーミクの設定を細やかにきっちり決めることで、この合唱団の長所がさらに活きるのではと思いました。

岡目八目、失礼しました。
posted by りょうじー at 22:34| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏拝聴記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月17日

男同志じゃないか

今日は弘前メンネルコールの練習。来月1日に開催される青森県男声合唱フェスティバルのための最後の練習でした。曲は清水脩の「毛錢の三つの詩」。短い組曲ですがなかなか深い。昭和の男声合唱のにおいが強くする作品ですが、それはそれで味わいがあります。平成も20年を超えた今、むしろ新鮮に感じられるときもある。みっちり3時間やりましたが、あと2週間もつかいな?いまの弘前メンネルは平均年齢相当高いからなー。目減りするのが怖い。直前リハーサルでスッとよみがえればいいが・・・・

今年のホスト合唱団は三沢エンテンコールなので、会場は三沢市公会堂。むつ・八戸・弘前・板柳・青森から男声合唱団が集結する(らしい)。9団体がエントリーしている(らしい)。
詳しい情報を知らないんです。すみません。
各団体がなにを演奏するのかもわかりません。
とにかく、8月1日午後1時30分開演で入場料500円、弘前メンネルの出番は3番、最後の全体合唱は、高田三郎「いまわたしがほしいのは(私の願い)」。
もしよろしければご来聴のうえご指導ご鞭撻ください。
posted by りょうじー at 22:55| 青森 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 練習雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月16日

黄昏のDarth Vader

ダースベーダー.jpg


シスの暗黒卿ダース・ベイダー。悪役ながら存在感抜群のキャラクターでした。「スター・ウォーズ」も少しずつ懐かしい感が増してきたのは寂しいですなー。
写真は愛車のダッシュボードにあるダース・ベイダー頭部。守り神として祭っております。
ほんとはガムのケース。なんだけど、ガムを取り出すときはかぶとの部分をひねってはずす仕組み。かぶとをとっちゃうと、さすがのダース・ベイダーも一気にバカっぽく見えちゃうんだよね。
posted by りょうじー at 22:15| 青森 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月13日

肉体改造10回目記念

特定保健指導トレーニング、本日もやってきました。10回目。
体重は減っておりません。(食生活は改善されていないし)
まぁ、いいんです。劇的なダイエットをするつもりは初めからないんで。これまでの人生でやったことのないことをやっているので、そのうちぼちぼち効いてくるのじゃないか、と楽観的に考えています。
このごろ、はじめは苦痛に感じていた15〜20分のウォーキングとサイクリングマシーンがけっこう楽しくなってきた。ちょっと筋トレも混ぜてあるメニューなので、心なしか上腕筋がパンとなってきた気がする。来月のコンクール県大会(22日)にはチョイマッチョになっているかも知れませんぜ。へへへ・・・・

時間帯のせいかも知れないが、トレーニングに来ている方たちは「あんた、別にやんなくてもいいでしょ」といいたくなるような細身の人が圧倒的に多い気がする。私と同年代かちょっと上ぐらいの方でも、恐らくは若い頃から体育系だったに違いない人が多数なのです。考えられないウェイトのダンベルを平気で上げてるし。私のようなユルデブかつ文科系あがりは、なんか肩身狭い感じなんだよね。

でも、気にしないでがんばる。
posted by りょうじー at 23:32| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月12日

ドラマリーディング

青森県立美術館ドラマリーディングクラブ公演Vol.4に行ってきました。
「芝居仕立てのドラマリーディング」という但し書きがついています。単なる朗読の会ではありません。
構成・演出は地元の名演出家長谷川孝治(青森県立美術館舞台芸術総監督)。青森県立美術館シアターのステージの中央に水を張った大きな金盥、高低さをつけた段組のそこここに昔の飯台が置かれている。ほとんどシルエットの暗い舞台照明の中に、和服姿の朗読者がろうそくの灯りがゆらめく手燭を掲げて、ひとりまたふたりと静かに登場してくる。灯りを飯台の上にそっと置いて朗読をはじめる。一話が終わるごとに飯台の上の灯りは増えていく。あるときはひとりで、あるときは複数が役割を分担しながら読み進み、最後は灯りが一斉に吹き消され真っ暗闇・・・・・・・・・
演目は夏目漱石の「夢十夜」。
明治の時代の幻想ショートショート集ともいうべきこのファンタジー小説の真髄が、まさに異空間の舞台でみごとにイメージ化されていました。
いわゆる演技があるわけではない。演者は飯台に置いたかすかな光の揺らぎの中で、確かに本を読んでいるだけ。しかし、訓練された美しい所作と細かく計算された空間の配置で、ほぼ完全な小宇宙が形成されていた。ドラマリーディングクラブ員の皆様はもちろんすべてアマチュアですが、けっこう厳しい稽古があったことは想像に難くありません。むしろ、妙なプロ指向ではない、アマチュアっぽさが隠されていない素直なリーディングが、この不思議な夢物語をいっそう際立たせていたと思います。
おみごとでした。

夏目漱石って凄い!とも改めて感じました。
よどみなく流れる文章の流麗さ、それでいて堅固で強靭ななにかが常にある。日本語が隙なく入念に並べられたときの美しさに鳥肌が立つのを覚えました。
posted by りょうじー at 22:26| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月10日

重なった演奏会と大アクシデント

今夜は弘前交響楽団のサマーコンサートと弘前ブルンネンコールの第29回演奏会でした。
どちらからも丁寧なご案内をいただいていたのですが、あいにくのことにどちらも午後6時30分開演。悩みましたが、どっちかひとつに絞るわけにいかず、失礼は承知のうえで半分づつうかがうことに。
幸い弘前交響楽団の会場である弘前市民会館とブルンネンの弘前文化センターはそんなに離れていない。弘響の第1部を聴いて急いで向かえばブルンネンの後半が聴けると踏んで、まずは市民会館へ。おお、凄い!満々席です。遅れて到着した人は席探しに右往左往。人気がありますねー。
前半プログラムは世界音楽紀行と題して、バーンスタイン・ドヴォルザーク・ラヴェル・ファリャ・プッチーニ・チャイコフスキーとほぼ音楽世界一周、キャンディード序曲(バーンスタイン)から眠れる森の美女のワルツ(チャイコフスキー)まで楽しいセレクトでした。指揮者の二川原先生は表情豊かでかつ指示が的確、要所をピタリと押さえてスッキリとしたステージになりましたが、きちっとまとまっていた分どの曲もドイツ音楽っぽいサウンドだった(ドイツ・オーストリーものは含まれていなかったのに)ように私は感じました。「ドイツを除く」的色合いが欲しかった。でもそれはプロのオーケストラだって簡単じゃないですね。失礼しました。ファンとしてはついつい欲張りになってしまうのです。
第2部は今先生指揮のNHK大河ドラマテーマ集。すごく聴きたかったのですが前述の事情で後髪を思いっきり引かれながら市民会館を後に。
文化センターに着いてホールに行くとどうやら休憩中。計画通りブルンネンコールの後半はゆっくり楽しめそう。
前半のチルコットのジャズミサはとっても聴きたかったのですが残念。後半最初のステージは名曲「三つの抒情」(三善晃)。若い人たちの「三つの抒情」の名演もたくさんありますが、この伝統ある女声合唱団のサウンドでの演奏は凄く楽しみ。
固唾を飲む雰囲気のなか、指揮者の柿坂先生の手が動きピアニストが有名な前奏を弾き始めたその途端・・・・・・・・・

前代未聞の大アクシデントが起きてしまいました。

4,5音弾いただけでピアニストの顔色が変わり、弾くのをやめられました。指揮者になにごとか話かけている。メンバーも指揮者も困惑の表情で顔を見合わせています。
なんと、ピアノのペダルが突然壊れて踏んでもスカスカになっているのでした。「三つの抒情」はピアノが命、ペダルが壊れていては演奏は不可能です。
やむを得ず緞帳が降ろされしばし中断・・・・・・・・
結局、修理不可能の結論が出され、その時点で演奏会中止のやむなきに至りました。
苦渋の表情の団長さんから、改めてリベンジ演奏会を急ぎ企画する旨のアナウンスがあり、残念のうなり声が客席からあがりましたが、メンバーたちはもっと何倍も無念だったことでしょう。予想のできないハプニングとはいえ、あきらめきれない演奏会中止になりました。もちろん会場は激励の温かい拍手につつまれはしましたが。

ここまでお読みになってお分かりと思いますが、このホールにはコンサート用のピアノが1台きりなのです。これはちょっと怖すぎますねー。いわゆる多目的ホールで音楽専用ではないかも知れませんが、音楽関係の利用はかなり多いはずです。やっぱりピアノは2台以上設備しておくべきなんじゃないかな。(今の今までもう1台あると思っていた)これはちょっと問題だなー。至急対処して欲しい。

そういうわけで、楽しみにしていた弘前ブルンネンコールの演奏は急遽の配慮で演奏された「夏の思い出」1曲しか聴くことができませんでした。トホホ・・・・・
リベンジコンサートのご案内を待っております。

posted by りょうじー at 23:28| 青森 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | 演奏拝聴記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月09日

本日の不思議

愛車の右ウインカーが高速点滅になった。
ご存知の方も多いと思うが、これはウインカーランプのひとつが切れたサイン。確認したところどうやら右フロントのランプが点いていないようだ。整備不良車として捕まるおそれもあり、第一右折のときに危険が危ない。幸いディーラーが近いので、取り替えてもらうのが手っ取り早いだろうと急行。
出されたコーヒーを飲みながらしばし待っていると、ほどなく整備担当の方がやってきて

「切れてないっすよ」

と、すでに忘れられかけている長州小力のギャグみたいなことを言った。
試してみるとなるほど正常に作動している。ディーラーに入る直前の交差点では確かにチャカチャカしていたのに。
「接触不良の疑いもありますが・・・・」と整備担当も首をひねっているが、駐車スペースから工場へ運ぶときにもうすでに直っていたらしく「本当なの?」みたいな疑い口調がかすかににじんでいる。

本当だってば!
ただコーヒーを飲みにきたわけじゃねーよ。

不思議だなー。
posted by りょうじー at 23:10| 青森 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月08日

大驟雨

昼ごろ、空が暗くなってえらい勢いで雷が鳴りはじめた。
ほどなく強い雨が。こりゃぁ、いよいよ来ちゃったのか?ゲリラ豪雨が、と思ったが、ほどなく上がりました。
いつなんどき、どんな天候異変がくるかわかりませんからなー、近頃。ちょっと怖かったです。
雹が降ったところや、一時停電したところもあったらしい。
posted by りょうじー at 23:26| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月07日

チデジカ

居間のテレビをブラウン管からフルハイビジョン液晶に買い換えました。
どうせ1年以内に換えないといかんわけだし、ちょうどすぐ近所の電器屋さんがサマーフェアだったので、まぁこのタイミングかな、ということで。町内のお付き合いということもありましたが、けっこう安くしてもらってありがたかった。郊外大型家電店で買うのとどっこいどっこいだったんじゃないかな。エコポイント・リサイクルポイントもちゃんとついたしね。
なるほど鮮明ですなー。目が痛いような気がするくらい。
21から37と画面がどんと大きくなったので人の顔が超デカイ。
posted by りょうじー at 22:48| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月06日

蒙御免

番付.jpg

「ごめんこうむる」と読むのだそうです。
とうとうNHKが大相撲名古屋場所の中継をやらないと決めました。大相撲にとってはまことに大きなターニングポイントを迎えていて、もうこのまま衰退して消滅しかねない事態なのに、「ごめんこうむる」を連発して保身を図る相撲協会に「そんな場合じゃないだろ?」という警告なのだと思います。世間からみればあまりにズレズレなやり方なのに、それに全く気づいていないことに唖然とします。これほどまでとは!
記者会見の場に関係力士をズラリと整列させて頭を下げさせたのにはびっくりだったねー。幼稚園児じゃないんだからさ。
posted by りょうじー at 23:09| 青森 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月03日

はまゆう&TSUGARUジョイントコンサート

沖縄の女声合唱団「はまゆう」を迎え、合唱団TSUGARUの第14回定期演奏会も兼ねてのコンサートでした。
地元のTSUGARUは、ビレットとジェズアルドのモテットに名曲「心の四季」、「はまゆう」は「ばら・きく・なずな」など母賛歌と「てぃんさぐぬ花」など沖縄の民謡、各々の指揮者が2曲づつ指揮して合同合唱ステージ、加えて「はまゆう」の団員の方が踊る琉球舞踊に「はまゆう」指揮者の城間先生のテノール独唱(超美声だった)と、もりだくさんのコンテンツで楽しませていただきました。
TSUGARUが2年半前に沖縄にうかがってジョイントコンサートを開いたのがご縁で、今回は「はまゆう」がこちらへ遠征。正真正銘の遠征ですなー。おいでくださりほんとうにありがとうございました。お帰りはあさってになるとか、青森を存分に堪能していただきたいと思います。
やっぱり南国の合唱団ですねー。とても能動的な合唱でした。表現することに対しての意識がとてもダイレクトな感じがしました。我ら北国人はそういう意味では少し引っ込み思案、歌心を表すのにどこかひとつ間を置いてしまう。それが音楽的に効果的なことももちろんありますが、見るからに表情があってこちらになにかを常に伝えようとする姿勢、それがとても自然にされていることに少し羨望を感じました。とくに沖縄の歌は、彼女らの血の流れが琉球音階の独特な旋律感をいっそう際立たせて素敵でした。
TSUGARU、ここも指揮者の坂崎先生はじめ旧知の仲間が多い合唱団。やっぱり一緒にやっている方も何人かおられます。
良い声です。無理のない発声でありながらパワーがあります。ベテランの方も多いのでバランス感覚が優れていてハーモニーが崩れません。いずれの曲も美しいサウンドでした。
「心の四季」は難しい曲だねー。この組曲ではやはりテキストがすごく重いわけで、ことばを確実に聴衆に分からせさらにその奥底にある衝撃を伝えるのは至難です。きちんと整理され明確な意図をもった演奏ではありましたが、やはりそこまでは・・・・・・・・。
でも高田先生の曲は、どんな上手い合唱団でも時間がえらくかかるんですよ。何年も何年も、繰り返し繰り返し歌い続けてやっと少し高田作品の奥義が垣間見えてくるのでしょうね。改めてこの曲の怖さを思いました。

ともあれ、沖縄と青森、何千キロも離れた二つの地域の合唱団がともに同じステージで共感する、これはとても素晴らしいことです。
私もやりたいな、そんなコラボ。
posted by りょうじー at 22:49| 青森 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | 演奏拝聴記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月01日

わっ 7月だ!

いつものことですが、7月になると今年はあと半分しかないことに改めて気づいて愕然としてしまう。
1月の弘混定演、2月の青森アカデミー演奏会の客演のあとはイベント的になにもなかったこともあって、ちょっとダラダラしちゃったかな。
でも6月は自主トレーニングを開始したり、コンクール向けの練習もいよいよ佳境に入りつつあったりで、けっこうあっという間に過ぎてしまいました。
2010年下半期は気合入れてがんばるぞ。
posted by りょうじー at 22:22| 青森 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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