今年、映画館での鑑賞は25本。ま、平年並みというところですな。
いわゆる芸術作品と恋愛映画はほとんど観ないので、とても偏った見方ですが、一応総括を。
《洋画部門》後半ギリギリの追い込みできたハリウッド超大作2本、「2012」と「アバター」はいずれも面白かった。予想を上回る映像技術の進歩に目を瞠りました。
でも今年の私の1本は
「96時間」。
娘を救うために親父がなりふりかまわず奮闘する。昔は諜報員で腕に覚えあり、とはいえ今はもう引退していて見るからにショボイ親父なんだけど、これが強い。リーアム・ニーセンがぴたりハマっていて入り込めました。サスペンス・アクションムービーなのに人物設定がしっかりしていて、説明もめんどくさがらずにきちんとしていた点がエラいと思う。
他には「グラントリノ」、「消されたヘッドライン」あたりが好みだった。番外特別枠としてマイケル・ジャクソン「THIS IS IT」をあげざるをえませんな。
今年のワーストはニコラス・ケイジ主演の「ノウイング」。大仕掛けの映画な割にインパクトが薄い映画だった。今年度のアカデミー賞総なめの「スラムドッグ$ミリオネア」にもガッカリ。あのオチはないでしょう。
《邦画部門》例年邦画はあまり観ません。それでも今年は観たほうだけど、比較ができるほど観てない。一応鑑賞したなかであげるとすれば、ベストは
「アマルフィ 女神の報酬」だな。舞台もイタリアだし日本映画のにおいはあまりしない映画だったけど、かえってそれが成功したんじゃないかと思う。本格派のサスペンスだった。
邦画ダメダメは「さまよう刃」です。大部分がただ単に文章を映像にしただけの感じで、映画ならでは、というシーンがあまりに少なかった。
2010年は30本ぐらいは観たい(希望)。
posted by りょうじー at 21:38| 青森 ☁|
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