2007年12月21日

クリスマスには(1)

私の中のクリスマスストーリーはふたつ。いずれも子どものときに「少年少女文学全集」で読んだもので、ひとつはディケンズの「クリスマス・キャロル」。あまりにガチガチ定番ものなので少し気が引けるが良いものはいい。いわばファンタジーに分類される小説だろうけど、心がスッキリと晴れやかになる読後感は第一級だと思います。自分も三人の精霊に導かれて過去と現在と未来を垣間見たら、きっと人間変わるだろうなー。何回か映画化されていますが、ビジュアル化されたものを観るより自分の心の中でそれぞれのスクルージ、それぞれの精霊を想像したほうが幸せな気持ちになると思います。
もうひとつはケストナーの「飛ぶ教室」。ヨハン・ジギスムント・ギムナジウム(高等中学校)の寄宿生たちのそれぞれの個性の描写に優れたこの物語は、勇気と冒険、想像と創造、友情と人間愛、こどもの頃に基本的に学ぶべき全てが詰まっています。けっこう凄い小説だと思う。
こうして考えてみると、あの頃読んだ本は今の自分の根っこの部分にちゃんとなっている気がします。
月1回配本という(本屋さんが配達してくれた)今ではあんまり聞かないシステムで全集を買ってくれた親に感謝しなくちゃね。
posted by りょうじー at 22:37| 青森 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする