今日も買い物をして帰ろうと思ってふと隣の車を見たら、白い毛のちっちゃい犬(犬の種類については詳しくないので分からない)がいた。目があった瞬間は少し怪訝な顔つき、でもすぐに窓際まで来て必死に吠えかけてくる。
「そこのアンタ、アンタだよ。全然うちのご主人様じゃないけど、全然見知らぬあかの他人のアンタだけど、ちょっとこっから出しておくれよ。ねー、頼むよ。こっちはいい加減息つまってんだからさ。犬はね、こんな狭い空間は嫌いなんだってばよ。
普段はね、他人様に頼みごとするような犬じゃないんだよ、あたしゃ。でもね、こうなったらもう誰でもいい。アンタに頼んじゃうよ。後生だからこっから出してっ!お願いっ。
ああっ、オイ、コラー・・・・行くなよ。行くなーーー・・・」
絶対そう訴えていたと思うな、あいつは。

