2012年05月19日

行ったり来たりの〜

今日の午後は弘前メンネルコールの定例練習日で、清水脩「青い照明」と多田武彦「雪と花火」から数曲、青森市に取って返して、夕方からは青森アカデミー混声の練習へ。松下耕「そのひとがうたうとき」。ほんでもって、明日は午前中に弘前大学の合唱団の春合宿で再び弘前へ。それも岩木山方面です。今年のコンクール課題曲、林光「鳥のように栗鼠のように」の初あわせの予定。なかなかタイトなウイークエンドです。
もっといえば、先週の日曜がシャンテアンクールの練習で「赤いスイートピー」やら「ハナミズキ」など。今週火曜日が弘前大で「そのひとがうたうとき」(青森アカデミーの定期演奏会に賛助出演していっしょに歌うのです)、木曜は青森ベートーヴェンスコラーズで「メサイア」。金曜はコール・ステラでまじかに迫ってきたコンサートのために月の歌特集ステージの練習で、グレン・ミラー「ムーンライトセレナーデ」なんかを・・・・・・・

いやー、盛り上がってまいりました!

頭の中がグチャグチャになっていそうですが、おかげさまで早替わりはけっこうできるようになったのよ、この頃。
この多種多様さを楽しんでます。
posted by りょうじー at 21:19| 青森 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 練習雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月15日

“あ”は“あ”

近頃、日本語の歌のとき“あ”の母音が気になる。“え”に近い“あ”になっている気がします。アイドル系の歌手は笑顔のままで歌わなくちゃいけないから口角が上がったままで“あ”を歌うのが今の標準になっている、というのと、英語ライクな日本語で歌うヴォーカリストが主流になってきて、それらがテレビから毎日のように流れるので、いつの間にか平べったい“あ”が浸透してしまったのではないか。たぶん。
日本語の“あ”は、非常に美しい母音です。日本の詩による歌を歌うとき、“あ”の威力は絶大なものがある。この美しい“あ”の母音は絶対に守られるべき。我ら合唱人は常に“あ”を美しく歌おうじゃないか。カラオケで流行の歌をそれで歌うのはいいよ。でも、ちゃんとやるときはちゃんとやろうよ。
若い世代だけではなく上の年代までこの風潮が侵食してきた気がするのは、怖い。
posted by りょうじー at 22:25| 青森 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月12日

三上伸和&千加枝リサイタル〜La Voce〜

三上伸和(テノール)・千加枝(ソプラノ)夫妻のリサイタルを拝聴してまいりました。
中央で活躍されていたお二人が2007年に青森に居を移し、生で聴く声楽の魅力を広め地域文化のレベルアップを図ろうと、決して平坦とはいえない道を選ばれたことに強く感銘を受けています。リサイタル、音楽教室などさまざまな活動を通して地道に布石を打ってこられたことが、今徐々に結実しようとしているのを感じた演奏会でした。
ゲストプレーヤーとしてヴァイオリンの白鳥俊治さんが共演されたこと、もともとの舞台設備が十分とはいえないホールを見事に活かした照明などのスタッフのみなさん、落ち着いたナレーションを聞かせてくれた阿保史子さんと、三上夫妻の意気に感じた方たちの力が結集されて素敵なリサイタルに仕上がっていました。今後さらに多くの協力者が集まってくるに違いない。青森でお二人がプロデュースする本格オペラを市民が楽しめるのもそう遠くないことでしょう。
日本歌曲、オペラのアリア、ミュージカルと宝石箱のようなリサイタルでしたが、これも聴衆を育てるためには今やっておかなければならないこと。ホールの空間の中で非日常の世界を満喫する楽しみを、青森市民が心待ちにする日が必ずやってきます。三上夫妻の高い志を尊敬するとともに深く共感します。私自身もご夫妻に負けないように微力を尽くしたいと思っていますが、もし機会があるのなら是非一緒にやらせて欲しい。大きな力をいただいた今日のリサイタルでした。
posted by りょうじー at 21:57| 青森 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 演奏拝聴記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月11日

いろいろ練習中

今年は指揮をさせていただいている二つの女声合唱団の演奏会が予定されています。6月9日がコール・ステラ、7月29日がシャンテアンクール。
どちらの合唱団も選曲を任せてもらっていますが、我々合唱界では名曲とされているものでも一般にはあまり知られていないということがあって、これを歌ってみたいという合唱団本位の曲のほかに、耳馴染みのある曲を入れることにしています。
でも、童謡・唱歌のアレンジものだけでお茶を濁すわけにもいかないので、ステラのほうは「月」の歌を集めたメインステージの中にグレンミラーの「ムーンライト・セレナーデ」を入れることに。ビッグバンドのスタンダードジャズナンバーとして名曲中の名曲ですが、合唱でやるとなるとこれが難しい。多かれ少なかれ耳にしている曲だからその雰囲気は分かっているつもりでも、いざ歌ってみるとなかなかイメージ通りにはいかないんですねー。途中からボサノヴァのリズムに変ったりするなかなかお洒落なコーラスアレンジなんだけど、なかなか感じが出ません。本番まで手を変え品を変えて試行錯誤していくしかありません。
シャンテのコンサートは全編「花」の曲なのですが、こっちはJポップス系もやってみようということで、一青窈のヒット曲「ハナミズキ」を。うーむ、これもなかなか・・・・・。けっこうもと歌に忠実なアレンジになっているんだけど、あの微妙なリズムのズラシをコーラスでやるのは至難ですな。独特な声の押し引きも練習していかないとね。
要するに、編曲ものでコーラスで表現するには無理っぽいところも無いじゃないけど、オリジナルと全然違うというのはだめだと思っているのです。“箸休め”ステージですからこの辺でご勘弁を、で済ましたくない。これも挑戦のひとつ、ギリギリまでがんばります!
posted by りょうじー at 23:27| 青森 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | 練習雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月06日

フィンランドのくらしとデザイン

今日は県立美術館で開催されている「フィンランドのくらしとデザイン− ムーミンが住む森の生活展」へ。
今や世界のトップをいく感がある北欧のデザイン、日本でも雑貨屋さんに必ずと言っていいほど置いてある「マリメッコ」はフィンランドなんですね。大胆な発想と鮮やかな色使いは確かにインパクトがあります。
今回の展覧会では、『ムーミン』の生みの親トーヴェ・ヤンソン(画家でもある)の作品も含め、その風土と暮らしに根ざした19世紀からのフィンランド美術の推移をたどる、いわばフィンランド近代美術概要史。絵画・建築・プロダクトデザインなどが集められています。
19〜20世紀のフィンランドの画家たちの絵は、全体に暗い色調で陰鬱な印象、明らかに中欧の美術とは違う。でも観ているとなんだか落ち着くのは、やはり北国同士の共通する空気感があるからじゃないかな。あの冬の静謐感はそこに暮らす者じゃないと分からないことのひとつではないだろうか。

入口の総合案内の横になぜかガチャポンが1台設置されている。運試しに1回まわしてみたらカプセルの中に「あたり」と書いた紙片が。鉛筆1本か過去の企画展の未使用ポスターがもらえるというので、2009〜2010年にあった「ラブラブショー」展のお洒落なポスターをゲット。ラッキー!

finland_flyer.jpg
posted by りょうじー at 23:27| 青森 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月05日

弘混50回定演記念ステージ練1回目

来年1月は第50回の弘前大学混声合唱団定期演奏会。現役生・OB・OG合同による記念ステージがあって今日はその1回目の練習。曲は大ブレーク中の、信長貴富「くちびるに歌を〜混声合唱とピアノのための」から終曲「くちびるに歌を」です。
なにしろGWのまっただ中、動きがなかなかとれない方もあるはず。あんまり集まらないのか、それとも意外に集まってくださるのか。とにかくキック・オフしないことには事は始まらない。
というわけで、ふたを開けてみたら・・・・・・・おお!約50人の方が集まってくれました。ありがたいですねー。
まずは音取り&試唱会から、みたいなイメージで考えていましたが、一気に柱立てから棟上げまで進んじゃいました。さすがにみなさん昔とった杵柄、話が通じるのが早い。学生諸君はもちろんですが、OB・OGもかつてはいわば同じ釜の飯(年代はいろいろだけど)を食ったというベースがあるのはやっぱり強いな、と思いました。記念のお祝いステージという位置づけだけではなく、「弘混の練習」を楽しんで欲しい、という思いが個人的には強いので、おたがいに良い時間を過ごせたと思っています。
「あの人は来ないのかな?」がある一方「あの人も来てくれた!」もありました。次の練習は7月(弘前市民会館)、OB・OGも一斉にそれぞれの「あの頃」に戻っていただいて、また熱く、楽しい練習ができると良いな。
posted by りょうじー at 23:06| 青森 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月04日

心を鍛える音楽道場

午前にNHKで放送された「心を鍛える音楽道場〜指揮者・広上淳一と弟子たち〜」を観ました。
現役名指揮者であり東京音大の指揮科の教授の広上淳一先生の教え子たちへの厳しい指導に密着したドキュメント。広上先生ばかりではなくプロのオーケストラメンバーや指揮者が注視するなかで学生が指揮をしなきゃならない授業があって、そのときは「指揮台」は「死刑台」と呼ばれているそうな。そりゃそうだよ、ガッチガチの緊張をなんとか抑え、滝のように冷汗を流しながら勉強したことを必死にやっても、「その振りかたじゃプレーヤーは弾く気を失くす!」なんて即座に言われたらたまらんよなー。
興味深いことがいくつもあった面白い番組でしたが、その中でも特に印象に残ったのは「指揮台に立ったらcritical(批判的)になるな。常にcriative(創造的)であれ!」ということ。つまり練習のときにプレーヤーをあれこれ批判することに終始するような指揮者はダメな指揮者ってことです。

(ドキッ)な・・・なるほど。(汗)
posted by りょうじー at 21:47| 青森 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月03日

高を括る

「タカをククる」=この程度(高)だろうとまとめる(括る)ことの意味から、安易に予測したり、大したことはないと侮ること。(語源由来辞典)

この間から連続している悲惨な交通事故のニュースで思ったことです。たかをくくることの愚かさと危険をもう一度しっかりと見直すべきだと思う。勇気を持っていちかばちかの勝負を賭けることも時には必要だが、それも日頃の周到な準備と十分な見通しがあってのこと。自戒しております。
昨年の大震災で天から示されたことなのにねー。喉元過ぎればなんとやら・・・・・・・たかをくくって見切り発車しちゃうのはダメでしょ!
posted by りょうじー at 21:29| 青森 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月01日

皐月

早くも一年の三分の一を消費してしまった、と考えるのはよそう。
去年はこの時期、ベートーヴェンの荘厳ミサでいっぱいいっぱいだったけど、今年はGWが終わってからがいろいろ詰まっている。次々と順番にクリアしていくしかないが、あっ!という間に時間は過ぎていくだろう、恐らく。心身両面の手入れを怠らないようにがんばりたいと思います。

青森も弘前も桜は満開となりました。
国道7号弘前バイパスの桜並木と岩木山です。

桜並木2012.jpg
posted by りょうじー at 22:58| 青森 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月29日

未来コンサート

観光客に混ざって電車で弘前へ。敬愛する川村昇一郎先生が主宰する「15回記念未来コンサート(兼 第10回桜の園作曲コンクール表彰式と受賞曲演奏)」を拝聴してまいりました。
思ったほど混んでいなかったな。新青森から乗車して座っていけたからね。桜満開が見込まれるGW後半にドッと繰り出すということかな?

未来コンサートは地元出身の新進気鋭の若手演奏家にリサイタルの場を提供し、今後の活躍の糸口としてもらいたい、というコンセプト。素晴らしいですねー。
今回はサキソフォーン奏者の工藤利城(弘前高校卒)とテノール歌手の村元恒徳(青森高校卒)のお二方が清新な演奏を聴かせてくれました。工藤さんのブトリー、吉松隆などの現代作品の前衛的な方向の中にある抒情性を紡ぎだそうとする演奏姿勢に共感を覚えたし、村元さんはドビュッシー・ロッシーニ・ドニゼッティなどいろいろな角度から「歌」の持つ力の可能性を模索しながらも、芯の強さを感じさせる演奏だったと思います。もちろんお二方ともまだまだこれから。勉強しなければならないことは山積であることは明白ですが、磨けば絶対に輝くに違いない原石であるとも感じました。日本屈指の演奏家の一人になることは、決してかなわない夢ではないと思います。ぜひご精進を!
ことに村元さんは8年前に弘前大学の合唱団でいっしょにやった仲。これからも応援していきたいと思います。
村元さんはあのときバスパートを歌っていたんだけどな・・・・・・
posted by りょうじー at 21:02| 青森 晴れ| Comment(2) | TrackBack(0) | 演奏拝聴記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする